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J-GLOBAL ID:200903067854732881

コンクリート用塊状人工骨材の製造法および製造装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 吉村 勝俊 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994303192
Publication number (International publication number):1996133802
Application date: Nov. 11, 1994
Publication date: May. 28, 1996
Summary:
【要約】【目的】 焼却灰や下水汚泥乾燥粉等の溶融スラグから、無害化されかつ緻密に結晶した塊状のコンクリート用人工骨材を製造すること。【構成】 電気溶融炉1を用いてコークスブリーズを配合した焼却灰等7をサブマージドアーク溶融法により還元溶融し、焼却灰等7中の還元容易なFe・Cr・P等の金属酸化物を還元して溶融銑鉄8を生成する。同時に、ガス含有率が低くSiO2 等を主成分とする溶融スラグ9を溶融銑鉄8上に生成させる。その溶融スラグ9の出滓時等の熱放散を抑制すべく短時間のうちに抽出して直ちに予熱砂11を床敷きした金型2aに注入し、予熱砂12を被覆して搬送しながら空冷する。成形されたスラグブロック10を破砕して直ちに炉体6A内へ集積し、3時間ないし4時間800°Cないし900°Cの温度雰囲気におく。外殻が非晶質化したスラグ小塊15は全体的に結晶して自然石に近い骨材となる。
Claim (excerpt):
ごみの焼却灰や下水汚泥乾燥粉等を溶融したスラグからコンクリート用人工骨材を製造する方法において、コークスブリーズを配合した焼却灰等をサブマージドアーク電気溶融法により還元溶融し、焼却灰等中の還元容易なFe・Cr・P等の金属酸化物を還元して溶融銑鉄を生成すると共に、ガス含有率が低くSiO2 等を主成分とする溶融スラグを前記溶融銑鉄の上層部に生成させ、2時間ないし3時間ごとに上記溶融スラグを出滓するにあたり、該溶融スラグからの熱放散を抑制すべく短時間のうちに抽出し、直ちに高温の砂を床敷きした金型に入れて表面が凝固したブロック化を図ると共に、高温の予熱砂を被覆させることによりスラグブロックの急冷を防止し、上記スラグブロックを破砕した後に、篩にかけて混在する砂が除去されたスラグ小塊を800°C以下に降温しない間に炉内へ集積し、3時間ないし4時間上記スラグ小塊を800°Cないし900°Cの温度雰囲気におくことによって、ガス含有率の極めて低い組織の緻密な結晶化が図られたスラグを生成させることを特徴とするコンクリート用塊状人工骨材の製造法。
IPC (4):
C04B 18/10 ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 ,  C04B 18/30
FI (2):
B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 303 L
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (2)

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