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J-GLOBAL ID:200903067865622506
癌診断のための発現プロフィールアルゴリズムおよび試験
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
Agent (3):
山本 秀策
, 安村 高明
, 森下 夏樹
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):2006518761
Publication number (International publication number):2007527220
Application date: Jun. 30, 2004
Publication date: Sep. 27, 2007
Summary:
本発明は、癌患者における予後診断決定のための非侵襲性定量試験を提供する。この試験は、特定のメッセンジャーRNA(mRNA)の腫瘍レベルの測定値に依存する。これらのmRNAレベルは、再発リスクを示す数値的再発スコアを得る多項式(アルゴリズム)に代入される。具体的には、本発明は、癌再発の可能性および/または患者が治療法によく応答する可能性を決定するための、アルゴリズムに基づく予後試験を提供する。特定の局面において、本発明は、浸潤乳癌を有する患者における乳癌の再発および/または処置に対する患者応答の可能性を決定するためのアルゴリズムおよび予後試験を提供する。
Claim (excerpt):
哺乳動物被験体における癌の再発または治療への応答の可能性に基づいて腫瘍を分類する方法であって、該方法は以下の工程:
(a)前記被験体から得た癌細胞を含む生物学的サンプルを遺伝子またはタンパク質発現プロファイリングに供する工程;
(b)各遺伝子またはタンパク質についての発現値を決定するために、前記サンプル内の複数の個々の遺伝子の遺伝子またはタンパク質発現レベルを定量化する工程;
(c)遺伝子またはタンパク質発現値のサブセットであって、各サブセットが癌に関連した生物学的機能によっておよび/または同時発現によって連関した遺伝子またはタンパク質についての発現値を含む、サブセットを作製する工程;
(d)サブセット内の各遺伝子またはタンパク質の発現レベルに、前記サブセット内の癌の再発または患者応答へのその相対的寄与率を反映する係数を掛け、この積を加算して前記サブセットについての項を得る工程;
(e)各サブセットの項に、癌の再発または治療への応答に対するその寄与率を反映する換算係数を掛ける工程;ならびに
(f)前記換算係数を掛けた各サブセットについての項の合計を求めて、再発スコア(RS)または治療への応答スコア(RTS)を得る工程であって、
ここで、癌の再発と線形相関を示さない各サブセットの寄与率は、所定の非線形関数変換(例えば、閾値)を超える場合に限り算入され、そして
ここで、含まれる遺伝子またはタンパク質の発現が増加して癌再発のリスクが低下するサブセットには負の値が付与され、そして含まれる遺伝子またはタンパク質の発現が増加して癌の再発のリスクが増大するサブセットには正の値が付与される、工程、
を包含する、方法。
IPC (4):
C12Q 1/02
, C12N 15/09
, C12Q 1/68
, G06Q 50/00
FI (4):
C12Q1/02
, C12N15/00 A
, C12Q1/68 A
, G06F17/60 126E
F-Term (21):
4B024AA01
, 4B024AA12
, 4B024BA36
, 4B024CA04
, 4B024CA05
, 4B024CA09
, 4B024CA12
, 4B024HA14
, 4B063QA01
, 4B063QA19
, 4B063QQ01
, 4B063QQ08
, 4B063QQ53
, 4B063QQ58
, 4B063QR36
, 4B063QR38
, 4B063QR55
, 4B063QR62
, 4B063QR77
, 4B063QS25
, 4B063QS34
Article cited by the Patent:
Cited by examiner (4)
-
Nature, (2002), vol.415, no.6871, p.530-536
-
Breast Cancer, (2003 Jan.), vol.10, no.1, p.74-81
-
Anticancer Res , (1999), vol.19, no.5C, p.4555-4564
-
J Mol Diagn, (2003 Feb.), vol.5, no.1, p.34-41
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