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J-GLOBAL ID:200903067965235321
ジルコニア単分散球状超微粒子粉末の製造方法
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993151008
Publication number (International publication number):1994321541
Application date: May. 18, 1993
Publication date: Nov. 22, 1994
Summary:
【要約】【目 的】 0.1〜0.8μmの超微粒子領域で、完全に孤立化し分散性に優れたジルコニア単分散球状超微粒子粉末を、経済的に最も安価に且つ効率よく大量に製造する方法を提供すること。【構 成】 塩化ジルコニル、水酸化ジルコニウム、水和ジルコニア、塩基性炭酸ジルコニウムなどのジルコニウム化合物と塩酸または水などを混合し、化学組成比がZrO2の1モルに対し、HClが0.8〜2.0モル、H2Oが6〜10モル、及び金属塩等の化合物が0〜0.2モルとなる、均一な混合物または溶液とし、水熱容器中で、内容物を移動させながら100〜220°Cの温度で必要な最適時間水熱処理を行い、容器を密閉のまま50°C以下に冷却した後、50°C以下の温度で減圧乾燥し、次いでこれを100°C以上の温度で熱処理して、粒径が0.1〜0.8μmのジルコニア単分散球状超微粒子粉末が製造できる。
Claim (excerpt):
塩化ジルコニル、水酸化ジルコニウムもしくは水和ジルコニア、塩酸または水などを主なる出発原料とし、化学組成比がZrO2の1モルに対し、HClが0.8〜2.0モル、H2Oが6〜10モル、及び金属塩等の化合物が0〜0.2モルの範囲となるように、配合し、予め粉砕混合により均一な混合物とし、これを耐酸性の密閉水熱容器中で、容器の回転などにより混合物を移動させながら100〜220°Cの温度で必要な最適時間水熱処理を行い、容器を密閉のまま50°C以下に冷却した後、この反応生成物である濃泥状物を先ず50°C以下の温度で減圧乾燥することにより水と塩酸の大部分を除去して固化物とし、次いでこれを100°C以上の温度で熱処理して固化物中の球状凝集超微粒子を水に対し安定化することを特徴とするジルコニア単分散球状超微粒子粉末の製造方法。
IPC (2):
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