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J-GLOBAL ID:200903067993012907

下水水質シミュレータ

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2004211804
Publication number (International publication number):2006026587
Application date: Jul. 20, 2004
Publication date: Feb. 02, 2006
Summary:
【課題】最適なモデルパラメータの導出に要する時間を短縮するとともに水質予測精度を向上し、運転員への負担を軽減ことができる下水水質シミュレータを提供する。【解決手段】本発明の下水水質シミュレータにおいて、処理場パラメータ設定部6と、初期個体群作成部7と、デコード演算部8と、シミュレーション計算部10と、シミュレーション結果蓄積部11と、評価値演算部12と、継続判定部14と、エリート保存部15と、選択・淘汰演算部16と、交叉演算部17と、突然変異演算部18で構成されるパラメータ設定部5を備えると共に、パラメータ設定部5に遺伝的アルゴリズムによる活性汚泥モデルのパラメータ自動設定を行う際に、遺伝的アルゴリズムの個体群を並列的に実行させる並列演算部9を設けることで、短時間で設定を完了できるようにした。【選択図】図1
Claim (excerpt):
汚濁物質を含む下水を沈降分離する最初沈殿池と、 微生物によって汚濁物質を吸着・分離する反応槽と、 活性汚泥を沈降分離する最終沈澱池と、 少なくとも前記最初沈殿池、前記反応槽または前記最終沈澱池から下水処理の制御パラメータを設定する上で必要な情報となる水質データをサンプリングして蓄積するデータ蓄積装置と、 前記データ蓄積部にて蓄積したデータおよび前記下水処理場の生化学反応モデルを構成するパラメータ並びに前記下水処理場の内部情報とを入力して前記下水処理場で行われる処理をシミュレーションし、その結果と前記下水処理場の内部情報とを比較し、その差が大きければ前記パラメータを修正して再度シミュレーションを繰り返すパラメータ設定部と、 そのパラメータ設定装部から出力された値を入力してシミュレーションを行うシミュレーション演算部と、を備えた下水水質シミュレータにおいて、 前記パラメータ設定部は、 下水処理場内の各槽の大きさ、水温あるいは水質分析結果などのデータを設定する処理場パラメータ設定部と、 遺伝的アルゴリズムにおけるモデルパラメータの上下限値と初期個体群とを設定する初期個体群作成部と、 前記初期個体群作成部にて設定した設定情報を受けて2進符号のビット列を下水パラメータに変換するデコード演算部と、 前記データ蓄積部に蓄積された分析データのうち、下水処理場の入口に流入する下水の水質、前記処理場パラメータ設定部に入力された値および前記デコード演算部によって1世代中のN個の個体群から求められたN個の下水パラメータ値とを入力し、N個の個体に対して並列に水質計算を行う並列演算部と、 N通りの組合せの入力データに対する評価値を計算するシミュレーション計算部と、 遺伝的アルゴリズムによる下水パラメータの設定を終了するかどうかを判定する継続判定部と、 前記遺伝的アルゴリズムの操作を継続する場合にN個の個体の中で最も結果の良い個体を残すように操作するエリート保存部と、 各個体がシミュレーション結果から次世代に残るべきかどうかを確率的に決める選択・淘汰演算部と、 次世代個体群となる候補を2個体ずつ交叉させる交叉演算部と、 局所解に陥らないように突然変異を起こす突然変異演算部と、を備えたことを特徴とする下水水質シミュレータ。
IPC (1):
C02F 3/12
FI (1):
C02F3/12 H
F-Term (4):
4D028CC01 ,  4D028CC02 ,  4D028CC04 ,  4D028CE03
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (1)
  • 特許公開2000-167585

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