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J-GLOBAL ID:200903068034808669

アルカリ金属イオン二次電池用の、フルオロエチレンカーボネート及びプロピレンカーボネートを含む電解質

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 石田 敬 (外4名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1998516064
Publication number (International publication number):2001501355
Application date: Oct. 01, 1997
Publication date: Jan. 30, 2001
Summary:
【要約】本発明は、炭素質アノード及び電解質を有し、有機電解質溶媒に溶解したアルカリ金属塩を含むアルカリ金属イオン二次電池である。従来の電解質溶媒を用いる二次電池の繰り返し充電/放電サイクルの間の挿入/脱離は炭素質材料のむき出しの表面を電解質に連続的に暴露することになり、むき出しのもしくは一部被覆された表面上に新たな不動フィルムの形成において電解質を連続的に消費し、電池の特性及び容量に悪影響を与える。従来の電解質の改良は、従来の電解質への塩素化有機溶媒の添加を含み、より安定な不動フィルムを与え、電解質の消費をずっと少なくし、電池の特性及び容量を向上させる。本発明によれば、塩素化有機溶媒であるクロロエチレンカーボネートが、電解質中で不溶であるとても安定な不動フィルムを形成することができるフッ素化有機溶媒であるフルオロエチレンカーボネートと置換される。塩素化有機溶媒をフッ素化有機溶媒で置換することによってこの二次電池の電池効率は大きく向上され、高い容量が維持される。
Claim (excerpt):
アルカリ金属イオンを可逆的に混入することができる炭素質材料のアノードを含むアルカリ金属イオン二次電池用の電解質であって、フルオロエチレンカーボネート、これに溶解したアルカリ金属塩、及びプロピレンカーボネートの溶液を含む電解質。
IPC (4):
H01M 10/40 ,  C01B 31/04 101 ,  H01M 4/02 ,  H01M 4/58
FI (4):
H01M 10/40 A ,  C01B 31/04 101 B ,  H01M 4/02 D ,  H01M 4/58

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