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J-GLOBAL ID:200903068201330539

継 手

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 茶野木 立夫 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993298626
Publication number (International publication number):1995150688
Application date: Nov. 29, 1993
Publication date: Jun. 13, 1995
Summary:
【要約】【目的】 大がかりな締結用の治具を必要とせず、簡単で信頼性の高い鉄筋締結用の継手を提供すること。【構成】 カプラーと2個のロックナット、形状記憶合金製のリング状部材2個とで構成される。締結する鉄筋を左右からカプラーにねじ込み、カプラーの両側に形状記憶合金製のリング状部材を置き、その外側からロックナットを締め込んで仮止めをする。次に形状記憶合金製リング状部材を加熱するとリング状部材は内径が収縮する方向に形状回復を生じる。リング状部材の内面側にはテーパー部が形成され、カプラーおよびロックナットの端部にもこれと対応するテーパー加工が施されているので、リング状部材の収縮によってカプラーとロックナットとの間を押し拡げるので、鉄筋と継手が一体に結合される。【効果】 重たい締結治具を使わず、加熱だけで容易に鉄筋の締結が行なわれる。
Claim (excerpt):
少なくとも端部に平行ねじを有する鉄筋用の継手であって、締結する鉄筋のねじとかん合する平行雌ねじを有するカプラー1個と、前記カプラーの両側に1個ずつ配置され内径は前記雌ねじの谷底径より大きい鉄系形状記憶合金からなるリング状部材2個と、前記リング状部材の更に両側に1個ずつ配置され締結する鉄筋のねじとかん合する平行雌ねじを有するロックナット2個の合計5個の部材で構成され、かつ前記カプラーの外面両端部と前記リング状部材の内面側両端部ならびに前記ロックナットの外面でリング状部材に面する側の端部のそれぞれにはテーパー面が形成されており、鉄筋の締結に際しては、前記5個の構成部材は互いの前記テーパー面のみで互いが接触し合うようにしたことを特徴とする継手。

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