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J-GLOBAL ID:200903068212572992

水性顔料分散体の製造方法及び水性着色液

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 高橋 勝利
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997322879
Publication number (International publication number):1999152424
Application date: Nov. 25, 1997
Publication date: Jun. 08, 1999
Summary:
【要約】【課題】 酸析、再分散等の工程がなく、短い工程で製造でき、しかもエネルギーや労力が削減できる、水性インキ、水性記録液、水性塗料などの水性着色液に好適な水性顔料分散体の製造方法を提供すること。【解決手段】 架橋性官能基と酸性基とを有する疎水性樹脂(a1)中の酸性基を塩基で中和してなる水溶性樹脂(A1)、顔料(B)及び架橋剤(C)、又は、自己架橋性官能基と酸性基とを有する疎水性樹脂(a2)中の酸性基を塩基で中和してなる水溶性樹脂(A2)及び顔料(B)を、水性媒体中に溶解・分散させて水性分散体を得た後、水溶性樹脂を架橋反応させることにより顔料(B)の周囲に水溶性樹脂の架橋物を析出させる水性顔料分散体の製造方法であって、かつ、上記水溶性樹脂(A1)、(A2)が、架橋前の段階では水性媒体中に溶解するが、架橋後には水性媒体中に析出する量の塩基で酸性基を中和してなる水溶性樹脂である水性顔料分散体の製造方法、及びこの水性顔料分散体を含有してなる水性着色液。
Claim (excerpt):
架橋性官能基と酸性基とを有する疎水性樹脂(a1)中の酸性基を塩基で中和してなる水溶性樹脂(A1)、顔料(B)及び架橋剤(C)を水性媒体中に溶解・分散させて水性分散体(I)を得た後、水溶性樹脂(A1)中の架橋性官能基と架橋剤(C)とを架橋反応させることにより顔料(B)の周囲に水溶性樹脂(A1)の架橋物を析出させる水性顔料分散体の製造方法、又は、自己架橋性官能基と酸性基とを有する疎水性樹脂(a2)中の酸性基を塩基で中和してなる水溶性樹脂(A2)及び顔料(B)を水性媒体中に溶解・分散させて水性分散体(II)を得た後、水溶性樹脂(A2)を自己架橋反応させることにより顔料(B)の周囲に水溶性樹脂(A2)の自己架橋物を析出させる水性顔料分散体の製造方法であって、かつ、上記水溶性樹脂(A1)、(A2)が、架橋前の段階では水性媒体中に溶解するが、架橋後には水性媒体中に析出する量の塩基で酸性基を中和してなる水溶性樹脂であることを特徴とする水性顔料分散体の製造方法。
IPC (7):
C09C 3/10 ,  C08J 3/20 ,  C08J 3/24 ,  C09D 5/00 ,  C09D 11/00 ,  C09D 17/00 ,  C09D133/06
FI (7):
C09C 3/10 ,  C08J 3/20 C ,  C08J 3/24 Z ,  C09D 5/00 A ,  C09D 11/00 ,  C09D 17/00 ,  C09D133/06

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