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J-GLOBAL ID:200903068244032930

量子暗号通信装置および通信端末における平均光子数設定方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 山口 邦夫
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2006073449
Publication number (International publication number):2007251678
Application date: Mar. 16, 2006
Publication date: Sep. 27, 2007
Summary:
【課題】送信者側端末の出口における信号光の平均光子数を正確に設定可能とし、盗聴検知を容易とする。【解決手段】量子暗号通信装置100Aは、送信者側端末1、受信者側端末2及び通信路3からなる。端末1から端末2に比較的強度の強い参照光(パルス光P2)及びパルス毎にランダムに位相変調が加えられた微弱な信号光(パルス光P1)を送る。端末2でさらに参照光にパルス毎にランダムに位相変調を加えた後、これら参照光及び信号光に基づいてホモダイン検出を行って、秘密情報、例えば秘密鍵を得る。端末1は、その出口における信号光の平均光子数を所定値に設定する設定部を有している。端末2では、信号光の平均光子数の見積もりと上述した端末1における設定値とを照合して、盗聴検知を行うことができる。【選択図】 図1
Claim (excerpt):
量子暗号に基づく通信処理を実行する量子暗号通信装置であって、 第1の通信端末と、第2の通信端末と、上記第1の通信端末および上記第2の通信端末を結ぶ通信路とを備え、 上記第1の通信端末は、 パルス光を発生する光源と、 上記光源から発生されるパルス光を信号光および参照光に分離する第1の光分離部と、 遅延器が挿入されている第1の光路と、 遅延器が挿入されていない第2の光路と、 上記第1の光分離部で分離され、上記第1の光路を通過した上記信号光、および上記第1の光分離部で分離され、上記第2の光路を通過した上記参照光を合成して、上記通信路に送出する光合成部と、 上記通信路を介して上記第2の通信端末から送られてくる上記信号光および上記参照光を分離する第2の光分離部と、 上記第2の光分離部で分離され、上記第1の光路を通る上記参照光にパルス毎にランダムな位相変調を加える第1の位相変調器と、 上記第2の光分離部で分離され、上記第1の光路を通過した上記参照光、および上記第2の光分離部で分離され、上記第2の光路を通過した上記信号光に基づいてホモダイン検出を行うホモダイン検出部とを有し、 上記第2の通信端末は、 上記通信路を介して上記第1の通信端末から送られてくる上記信号光および上記参照光を所定の光路を介して上記通信路に送出する光送出部と、 上記所定の光路を通る上記信号光を減衰させる光減衰器と、 上記所定の光路を通る上記信号光にパルス毎にランダムな位相変調を加える第2の位相変調器と、 上記光送出部により上記通信路に送出される上記信号光の平均光子数を所定値に設定するための光子数設定部とを有する ことを特徴とする量子暗号通信装置。
IPC (2):
H04L 9/12 ,  H04B 10/00
FI (2):
H04L9/00 631 ,  H04B9/00 Z
F-Term (18):
5J104AA04 ,  5J104AA05 ,  5K102AB11 ,  5K102AH13 ,  5K102AH23 ,  5K102AH27 ,  5K102AL12 ,  5K102PD12 ,  5K102PD13 ,  5K102PH01 ,  5K102PH22 ,  5K102PH24 ,  5K102PH41 ,  5K102PH42 ,  5K102PH49 ,  5K102PH50 ,  5K102RB02 ,  5K102RD05
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (2) Cited by examiner (5)
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