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J-GLOBAL ID:200903068291033244
耐食性、塗装性および耐指紋性に優れた有機複合被覆金属材料、及びその製造方法
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
三浦 祐治
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1998083288
Publication number (International publication number):1999276987
Application date: Mar. 30, 1998
Publication date: Oct. 12, 1999
Summary:
【要約】【課題】金属材料の表面に優れた耐食性、塗装性および耐指紋性を付与することができる金属材料を提供する。【解決手段】金属材料表面に第1層として(A)活性水素含有アミノ基、エポキシ基などの反応性官能基を有するシランカップリング剤成分と、(B)式1の水溶性重合体を2〜50の平均重合度で含む重合体成分とからなる皮膜を有し、第2層として、第1層の上層にシリカを樹脂100重量部に対して5〜70重量部の割合で含有する樹脂組成物の被覆を有する、有機複合被覆金属材料。【化10】
Claim (excerpt):
金属材料表面に第1層として下記成分:(A)活性水素含有アミノ基、エポキシ基、ビニル基、メルカプト基およびメタクリロキシ基から選ばれた少なくとも1個の反応性官能基を有する1種以上のシランカップリング化合物からなるシランカップリング剤成分および(B)下記一般式(I)により表される1種以上の重合体を2〜50の平均重合度で含む1種以上の重合体成分:【化1】[但し、式中、ベンゼン環に結合しているXは、水素原子、ヒドロキシル基、C1〜C5のアルキル基、C1〜C5のヒドロキシアルキル基、C6〜C12のアリール基、ベンジル基、ベンザル基、前記ベンゼン環に縮合して、ナフタレン環を形成する不飽和ハイドロカーボングループ又は下記式(II)の基:【化2】を表し、式(II)中のR1およびR2は、それぞれ互いに水素原子、ヒドロキシル基、C1〜C5のアルキル基、又はC1〜C10のヒドロキシアルキル基を表し、式(I)および(II)において、ベンゼン環に結合しているY1およびY2は、それぞれ互いに独立に水素原子、または下記式(III)、(IV)により表されるZ基:【化3】を表し、前記式(III)および(IV)中のR3、R4、R5、R6およびR7は、それぞれ互いに独立に水素原子、C1〜C10のアルキル基又はC1〜C10のヒドロキシアルキル基を表し、前記重合体分子中の各ベンゼン環に結合しているX、Y1およびY2のそれぞれは、他のベンゼン環に結合しているX、Y1およびY2のそれぞれと同ーであってもよく又は互いに異なってもよく、前記重合体分子中の各ベンゼン環における前記Z基の置換数の平均値は0.2〜1.0である。]とからなる皮膜を有し、第2層として第1層の上層ににシリカを樹脂100重量部に対して5〜70重量部の割合で含有する樹脂組成物で被覆したことを特徴とする耐食性、塗装性および耐指紋性に優れた有機複合被覆金属材料。
IPC (6):
B05D 7/14
, B05D 7/24 302
, B32B 15/08
, B32B 27/42 101
, C09D161/06
, C09D201/00
FI (6):
B05D 7/14 Z
, B05D 7/24 302 S
, B32B 15/08 G
, B32B 27/42 101
, C09D161/06
, C09D201/00
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (2)
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金属材料用表面処理剤組成物および処理方法
Gazette classification:公開公報
Application number:特願平8-053170
Applicant:日本パーカライジング株式会社
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有機複合被覆鋼板
Gazette classification:公開公報
Application number:特願平8-230590
Applicant:日本鋼管株式会社
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