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J-GLOBAL ID:200903068299472794

正極材料用水酸化ニッケルおよびその製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 鴨田 朝雄
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997064919
Publication number (International publication number):1998125319
Application date: Mar. 18, 1997
Publication date: May. 15, 1998
Summary:
【要約】【課題】 放電特性および寿命特性を悪化させることのない、かつ、タップ密度が十分に高い正極材料用水酸化ニッケルおよびその製造方法を提供する。【解決手段】 本発明の正極材料用水酸化ニッケルの製造方法は、水酸化ニッケルを生成させる反応液を作製するために、ニッケル、亜鉛およびコバルトを含む水溶液と苛性アルカリ水溶液とアンモニウムイオン供給体とを、攪拌機を備えた反応槽に同時に、連続的に供給し、(1)該反応液のニッケルイオン濃度を5〜50mg/l、好ましくは20mg/l以下、(2)反応温度を40°C以上、望ましくは60°C以下、(3)該反応温度の変動幅を±1°C、(4)該攪拌機の攪拌羽根の吐出ヘッドを14〜70m2/sec2、望ましくは50m2/sec2以下および(5)該反応槽内での滞留時間を6〜20時間、望ましくは8〜15時間として、1〜5重量%の亜鉛および0.5〜2重量%のコバルトを含み球状の粒子からなる水酸化ニッケル粉末を生成させた後、固液分離、水洗および乾燥を行う。
Claim (excerpt):
1〜5重量%の亜鉛および0.5〜2重量%のコバルトを含み、球状の粒子からなる粉末であり、タップ密度が2.05g/ml以上およびX線回折で測定した(101)面の回折ピークの半価幅が0.9°以上である正極材料用水酸化ニッケル。
IPC (2):
H01M 4/52 ,  C01G 53/04
FI (2):
H01M 4/52 ,  C01G 53/04

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