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J-GLOBAL ID:200903068654964024
金属ナノサイズ粒子とその製造方法
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
筒井 知
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2001337283
Publication number (International publication number):2003147417
Application date: Nov. 02, 2001
Publication date: May. 21, 2003
Summary:
【要約】【課題】 銅、ニッケルまたはコバルトから成る金属の安定なナノサイズ粒子を高純度に製造することのできる技術を提供する。【解決手段】 極性溶媒中で、銅、ニッケルまたはコバルトから成る金属の金属塩とイオウ含有炭化フッ素系化合物とを還元反応に供することによりイオウ含有炭化フッ素系化合物により被覆された銅、ニッケルまたはコバルトから成る金属のナノサイズ粒子が極性溶媒中に分散された分散液を調製し、この分散液から溶媒を除去した後、得られる固形物をフッ素系溶媒中に分散させて第二の分散液を調製し、この第二の分散液に温エタノールまたは温クロロホルムを添加し超音波処理した後、遠心分離に供し、得られた沈澱を回収して再びフッ素系溶媒中に分散させる操作を複数回繰り返した後、必要に応じて、超遠心濃縮分離操作を付加する。イオウ含有炭化フッ素系化合物で被覆され、さらにはフッ素系溶媒に分散されている状態で安定に保存、供給することのできる銅、ニッケルまたはコバルトから成る金属のナノサイズ粒子が得られる。
Claim (excerpt):
(i)極性溶媒中で、銅、ニッケルまたはコバルトから成る金属の金属塩と下記の式(I)で表されるイオウ含有炭化フッ素系化合物とを還元反応に供することにより、前記イオウ含有炭化フッ素系化合物により被覆された銅、ニッケルまたはコバルトから成る金属のナノサイズ粒子が前記溶媒中に分散された第一の分散液を調製する工程;R-(CF2)m-(CH2)n-SH (I)〔式(I)中、Rは、CF3または有機官能基を表わし、mは1〜9の整数、nは1から3の整数を表す。〕(ii)前記第一の分散液から溶媒を除去した後、得られる固形物をフッ素系溶媒中に分散させて第二の分散液を調製する工程;および(iii)前記第二の分散液に温エタノールまたは温クロロホルムを添加し超音波処理した後、遠心分離に供し、得られた沈殿を回収して再びフッ素系溶媒中に分散させ、この温エタノールまたは温クロロホルムの添加と超音波処理、遠心分離およびフッ素系溶媒中への分散から成る操作を2回以上繰り返す工程;を含むことを特徴とする銅、ニッケルまたはコバルトから成る金属のナノサイズ粒子の製造方法。
IPC (3):
B22F 9/24
, B22F 1/02
, B82B 3/00
FI (4):
B22F 9/24 B
, B22F 9/24 C
, B22F 1/02 B
, B82B 3/00
F-Term (14):
4K017BA03
, 4K017BA05
, 4K017CA08
, 4K017DA01
, 4K017EJ01
, 4K017EJ02
, 4K017FA29
, 4K017FB07
, 4K018BA02
, 4K018BA04
, 4K018BB04
, 4K018BC30
, 4K018BD01
, 4K018BD04
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