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J-GLOBAL ID:200903068861941573

熱活性化可能な均一ヒドロシリル化触媒としての白金錯体の使用

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 倉内 基弘 (外1名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1998503882
Publication number (International publication number):2000514849
Application date: Jun. 27, 1997
Publication date: Nov. 07, 2000
Summary:
【要約】本発明は、ポリマー鎖、例えば珪素化ポリマー鎖の架橋又は官能化反応の分野に関する。特に、本発明は、触媒としての、白金を基とし、熱活性化可能であり、均一であり、安定であり、寿命が長く、高度に有効な新規の触媒系の使用を提供することを目指す。適用される反応成分は、SiH系ポリオルガノシロキサン(POS)及びSiVi系POSである。本発明に従う使用において用いられる白金錯体は、例えば(A)における通りである。
Claim (excerpt):
1分子当たりに少なくとも1個のSiH反応性基を有ししかし2個より多くの水素原子に結合した珪素原子を持たないシラン及び(又は)シロキサンAと、少なくとも1個の反応性基及び(又は)少なくとも1個の反応性官能基を有する化合物Bとの間のヒドロシリル化に特に有用な、白金を基とする熱活性化可能な均一触媒としての、下記式(I)の少なくとも1種の白金錯体の使用:[式中、Lα及びLα'は同一であっても異なっていてもよく、リガンドオレフィンから、好ましくは次の置換又は非置換オレフィン残基:・ノルボルネン・ヘキセン又はシクロヘキセン・エチレンから選択され、また、LαとLα'とが一緒になって単一のジオレフィンリガンド、好ましくは次式(II):(ここで、R1、R2、R3及びR4は互いに同一であっても異なっていてもよく、アルキル及び(又は)アシル基、好ましくは1〜18個の炭素原子を有するアルキル基を表わし、特にメチル、エチル、プロピル、ペンチル、ヘキシル、アリル、アセチル又はプロピル基であるのが好ましく、メチル基であるのが特に好ましい)によって形成される単一のジオレフィンリガンドを形成することもでき、 Lは次のL1及びL2リガンドから選択され、 L1は次式(1):{ここで、Z1、Z2、Z3及びZ4はそれぞれ水素、アリール、アルキル、ハロゲン、ヒドロキシアルキル又は電子吸引基、好ましくはCOR、CN及びCOOR(ここで、Rは水素、アルキル又はアリールである)から選択される電子吸引基を表わし、Z1〜Z4置換基の少なくとも1つ、好ましくは少なくとも2つは電子吸引基に相当する}のリガンドであり、 L2は次式(2):{ここで、Y1、Y2、Y3及びY4はそれぞれ水素、ハロゲン、アルキル、アリール、アルコキシ又はヒドロキシルを表わし、また、Y1とY4と、又はY2とY3とが一緒になって1個以上の縮合又は非縮合環を含む少なくとも1個の芳香族又は非芳香族環式基を形成することもでき、前記環はY1〜Y4について前記した定義に相当する一価基で随意に置換されていてもよく、 E1及びE2は同一であっても異なっていてもよく、O、NR5(ここで、R5はC1〜C6アルキル若しくはアルケニルである)又はCR6R7(ここで、R6及びR7は同一であっても異なっていてもよく、C1〜C6アルキル、アルコキシ又はハロゲンである)を表わし、酸素がE1及びE2にとって特に好ましい}の残基から成るリガンドである]。
IPC (9):
C08L 83/05 ,  B01J 31/22 ,  C07C 49/643 ,  C07C 49/683 ,  C07C 50/10 ,  C07C 50/12 ,  C07F 7/08 ,  C07F 7/18 ,  C08L 83/07
FI (9):
C08L 83/05 ,  B01J 31/22 Z ,  C07C 49/643 ,  C07C 49/683 ,  C07C 50/10 ,  C07C 50/12 ,  C07F 7/08 Y ,  C07F 7/18 X ,  C08L 83/07

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