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J-GLOBAL ID:200903069184552456

エチレン系共重合体組成物

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 鈴木 俊一郎
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993068849
Publication number (International publication number):1994136196
Application date: Mar. 26, 1993
Publication date: May. 17, 1994
Summary:
【要約】【構成】 特定の物性を有し、密度およびMFRが共に異なるエチレン・α-オレフィン共重合体[A]および[B]とからなり、密度が0.890〜0.955g/cm3 、MFRが0.1〜100g/10分の範囲であるエチレン系共重合体組成物。【効果】 高剪断域における流動性に優れ、機械的強度、耐ブロッキング性に優れたフィルムを製造することができる。
Claim (excerpt):
(A-i)エチレンと、炭素数3〜20のα-オレフィンとの共重合体であって、(A-ii)密度(d)が0.880〜0.940g/cm<SP>3 </SP>の範囲であり、(A-iii)135°C、デカリン中で測定した極限粘度[η<SB>A</SB>]が1.0〜10dl/gの範囲であり、(A-iv)示差走査型熱量計(DSC)により測定した吸熱曲線における最大ピーク位置の温度(Tm(°C))と密度(d)とが、Tm<400×d-250で示される関係を満たし、(A-v)190°Cにおける溶融張力(MT(g))とメルトフローレート(MFR)とが、MT≦2.2×MFR<SP>-0.84</SP>で示される関係を満たし、(A-vi)室温におけるデカン可溶部(W(重量%))と密度(d)とが、W<80×exp(-100(d-0.88))+0.1で示される関係を満たすエチレン・α-オレフィン共重合体[A]5〜95重量%と、(B-i)エチレンと、炭素数3〜20のα-オレフィンとの共重合体であって、(B-ii)密度(d)が0.910〜0.960g/cm<SP>3 </SP>の範囲であり、(B-iii)135°C、デカリン中で測定した極限粘度[η<SB>B</SB>]が0.5〜2dl/gの範囲であり、(B-iv)示差走査型熱量計(DSC)により測定した吸熱曲線における最大ピーク位置の温度(Tm(°C))と密度(d)とが、Tm<400×d-250で示される関係を満たし、(B-v)室温におけるデカン可溶部(W(重量%))と密度(d)とが、MFR≦10g/10分のとき、W<80×exp(-100(d-0.88))+0.1MFR>10g/10分のとき、W<80×(MFR-9)<SP>0.26</SP>×exp(-100(d-0.88))+0.1で示される関係を満たすエチレン・α-オレフィン共重合体[B]5〜95重量%とからなるエチレン系共重合体組成物であって、(i)上記エチレン・α-オレフィン共重合体[A]の密度と、上記エチレン・α-オレフィン共重合体[B]の密度との比([A]/[B])が1未満であり、(ii)上記エチレン・α-オレフィン共重合体[A]の極限粘度と上記エチレン・α-オレフィン共重合体[B]の極限粘度との比([η<SB>A</SB>]/[η<SB>B</SB>])が1以上であり、(iii)該組成物の密度が0.890〜0.955g/cm<SP>3 </SP>の範囲であり、(iv)190°C、2.16kg荷重における該組成物のメルトフローレート(MFR)が0.1〜100g/10分の範囲であることを特徴とするエチレン系共重合体組成物。
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (2)
  • 特開平3-234717
  • 特開昭63-022804

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