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J-GLOBAL ID:200903069350297702

鋼構造物を構成する鋼材の疲労損傷度診断方法および疲労損傷度診断システム

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 國分 孝悦
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2001272471
Publication number (International publication number):2003075410
Application date: Sep. 07, 2001
Publication date: Mar. 12, 2003
Summary:
【要約】【課題】 BHN電圧パルス幅の新規な評価手法を疲労損傷材に適用することによって、既設の鋼構造物の疲労損傷度をスポットで診断可能とする。【解決手段】 被測定物と同一鋼種の鋼材を試験片に用いて、荷重の繰り返し回数がN=0,Nf(破断回数)及びN=0〜Nfの間で所定の繰り返し回数で疲労させたそれぞれの試験片を励磁させ、試験片の励磁による磁化変化を電圧波形として検出し、BHノイズの電圧波形から電圧パルス幅を求め、電圧パルス幅がNに対して最も大きく変化する励磁磁場を求め、電圧パルス幅と疲労損傷度との相関関係を求め、被測定物を励磁し、磁化変化を検出し、BHノイズの電圧波形を抽出し、電圧パルス幅を求め、相関関係から被測定物の疲労損傷度を診断する。
Claim (excerpt):
鋼構造物を構成する鋼材から検出されるバルクハウゼンノイズにより疲労損傷度を診断する方法であって、被測定物と同一鋼種の鋼材を試験片に用いて、荷重の繰り返し回数がN=0,Nf(破断回数)、および、N=0〜Nfの間で少なくとも1条件の繰り返し回数で疲労させたそれぞれの試験片を励磁部で励磁させるステップと、前記試験片の励磁による磁化変化を検出部に誘起される電圧波形として検出するステップと、前記電圧波形から周波数フィルタリングでバルクハウゼンノイズの電圧波形を抽出するステップと、該バルクハウゼンノイズの電圧波形を電圧-時間領域に示した後にバルクハウゼンノイズの電圧パルス幅を求めるステップと、その際にバルクハウゼンノイズの電圧パルス幅が前記Nに対して最も大きく変化する励磁磁場を求めるステップと、さらに前記測定励磁磁場で測定したバルクハウゼンノイズの電圧パルス幅と疲労損傷度との相関関係を求めるステップと、引き続き、前記被測定物を励磁磁場で励磁するステップと、前記被測定物の励磁による磁化変化を検出部に誘起される電圧波形として検出するステップと、該電圧波形から周波数フィルタリングでバルクハウゼンノイズの電圧波形を抽出するステップと、該バルクハウゼンノイズの電圧波形を電圧-時間領域に示した後に前記測定励磁磁場におけるバルクハウゼンノイズの電圧パルス幅を求めるステップと、該バルクハウゼンノイズの電圧パルス幅から前記相関関係を用いて前記被測定物の疲労損傷度を診断するステップとを含むことを特徴とする鋼構造物を構成する鋼材の疲労損傷度診断方法。
IPC (2):
G01N 27/72 ,  G01N 17/00
FI (2):
G01N 27/72 ,  G01N 17/00
F-Term (12):
2G050AA01 ,  2G050BA12 ,  2G050CA10 ,  2G050DA01 ,  2G050EB02 ,  2G050EC01 ,  2G050EC05 ,  2G053AA14 ,  2G053AB20 ,  2G053BA21 ,  2G053BC05 ,  2G053CB21

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