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J-GLOBAL ID:200903069423213367
高レベル放射性廃液の高減容固化処理方法
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
Agent (1):
尾股 行雄
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994243820
Publication number (International publication number):1996105998
Application date: Oct. 07, 1994
Publication date: Apr. 23, 1996
Summary:
【要約】【目的】高レベル放射性廃液から発熱元素であるCsとSrを予め効率よく分離除去したのち固化処理することによって、固化体中への廃棄物含有率を増加させることができ、廃棄物発生量を低減して高減容化を可能とする、高レベル廃液の固化処理方法を提供する。【構成】硝酸水溶液である高レベル放射性廃液にギ酸を添加してpH6〜8の中性領域に調整することによりCsとSr以外の元素を沈殿除去してCsとSrを高濃度に含有する脱硝廃液を得る工程と、得られた脱硝廃液をCs吸着剤を充填した第1カラムに通すことにより脱硝廃液中のCsを吸着分離する工程と、第1カラムから流出する脱硝廃液をSr吸着剤を充填した第2カラムに通すことにより脱硝廃液中のSrを吸着分離する工程と、第2のカラムから流出するCsとSrを除去した脱硝廃液を脱硝工程で沈殿除去したCsとSr以外の元素の沈殿物とともに固化処理する工程とからなる。
Claim (excerpt):
硝酸水溶液である高レベル放射性廃液にギ酸を添加してpH6〜8の中性領域に調整することによって、高レベル放射性廃液中のCsとSr以外の元素を実質的に沈殿除去してCsとSrを高濃度に含有する脱硝廃液を得る脱硝工程、記脱硝工程で得られた脱硝廃液を、Csを選択的に吸着する吸着剤を充填した第1のカラムに通すことによって、脱硝廃液中のCsを吸着分離する工程、前記第1のカラムから流出するCsを除去した脱硝廃液を、Srを選択的に吸着する吸着剤を充填した第2のカラムに通すことによって、脱硝廃液中のSrを吸着分離する工程、および前記第2のカラムから流出するCsおよびSrを除去した脱硝廃液を、前記脱硝工程において沈殿除去したCsとSr以外の元素の沈殿物とともに固化処理する工程からなることを特徴とする高レベル放射性廃液の高減容固化処理方法。
IPC (6):
G21F 9/06 581
, G21F 9/06
, G21F 9/10
, G21F 9/12 501
, G21F 9/16 ZAB
, G21F 9/16 541
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