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J-GLOBAL ID:200903069428893927

創傷被覆材としての絹フィブロイン粉末及びその製造法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 小林 良平
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997286002
Publication number (International publication number):1999104228
Application date: Sep. 30, 1997
Publication date: Apr. 20, 1999
Summary:
【要約】【課題】 従来の創傷被覆材はフィルム状の平面的なものである。しかし、創傷部は必ずしも平面的な部分ばかりではないため、従来の創傷被覆材は創傷部への適用、なじみの点で問題があった。【解決手段】 絹繊維を精練した後、酸または中性塩の溶液に溶解する。この溶解液から透析により低分子物質を除去して、フィブロイン水溶液を得る。絹繊維を酸で溶解した場合はアルカリで中和後に透析する。フィブロイン水溶液を板上に広げ、またはロール表面に付着させ水分を除去することにより、まずフィルム状のフィブロインを得、それを粉砕して創傷被覆材としての非結晶性フィブロイン粉末を得る。この方法により製造したフィブロイン粉末は、見かけ密度が比較的高いため飛散の可能性が少なく、治療の際の取り扱いに便利である。
Claim (excerpt):
以下の各工程を含むことを特徴とする粉末状創傷被覆材の製造方法。a)絹繊維を精練する。b)精練後の絹繊維を酸または中性塩の溶液に溶解する。c)上記溶解液から透析により低分子物質を除去して、フィブロイン水溶液を得る。絹繊維を酸で溶解した場合はアルカリで中和後に透析する。d)フィブロイン水溶液から未溶解物を除去する。e)フィブロイン水溶液を板上に広げ、またはロール表面に付着させ水分を除去することにより、フィルム状のフィブロインを得る。f)フィルム状のフィブロインを粉砕して創傷被覆材としての非結晶性フィブロイン粉末を得る。
IPC (2):
A61L 15/16 ,  A61K 38/17
FI (2):
A61L 15/01 ,  A61K 37/12

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