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J-GLOBAL ID:200903069500952267

廃棄物処理方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 樺澤 襄 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997188709
Publication number (International publication number):1999028445
Application date: Jul. 14, 1997
Publication date: Feb. 02, 1999
Summary:
【要約】【課題】 固形状の有機性廃棄物を含有する廃棄物を効率よく簡単に処理でき、生成するメタンガスの有効利用が図れる廃棄物処理方法を提供する。【解決手段】 有機性廃棄物を前処理手段1の解破砕装置に投入し、破袋および破砕して夾雑物を除去後、前処理手段1の金属除去装置にて夾雑物の金属を除去する。夾雑物の除去後に調整手段2にて、スチームを用いて約55°Cに加温しつつ攪拌混合し、TS濃度が20%以下となるスラリ状の調質物を調製する。TS濃度が5%以上の場合、栄養塩類添加手段3にて、栄養塩類である鉄化合物、ニッケル化合物およびコバルト化合物の少なくともいずれか一方を適宜添加する。調質物をメタン発酵消化槽4にてメタンガスを回収しつつメタン発酵処理後、固液分離手段6にて固液分離し、分離液を返送し固形分をコンポスト化する。嫌気微生物の活性に必要な栄養塩類のバランスを確保でき、効率よく処理できる。
Claim (excerpt):
嫌気性生物にて分解可能な固形状の有機性廃棄物を含有する廃棄物を破砕した破砕物をメタン発酵処理する廃棄物処理方法において、メタン発酵処理時の前記破砕物中の全蒸発残留物が5%以上となる場合、鉄化合物、コバルト化合物およびニッケル化合物の少なくともいずれか一方を添加することを特徴とした廃棄物処理方法。

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