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J-GLOBAL ID:200903069508263746

金属板ラミネート用ポリエステルフィルム及びその製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996268988
Publication number (International publication number):1998110046
Application date: Oct. 09, 1996
Publication date: Apr. 28, 1998
Summary:
【要約】【課題】 機械的特性や耐熱性に優れ、高結晶化度を保持しながら金属板と熱圧着可能であり、しかも、金属板に熱圧着する際の条件変動に対してラミネート金属板の品質が変化し難く、さらに、比較的低温で熱圧着可能な金属板ラミネート用フィルム及びその製造方法を提供する。【解決手段】 極限粘度が0.50〜0.90のポリエチレンテレフタレート系樹脂(A)10〜55重量%と、極限粘度が0.60以上のポリブチレンテレフタレート系樹脂(B)90〜45重量%とを配合したポリエステル樹脂組成物からなり、面配向度が0.11〜0.16であり、かつ、特定の熱特性を有する金属板ラミネート用フィルム。
Claim (excerpt):
ポリエチレンテレフタレート又はこれを主体とする極限粘度が0.50〜0.90のポリエステル(A)10〜55重量%と、ポリブチレンテレフタレート又はこれを主体とする極限粘度が0.60以上のポリエステル(B)90〜45重量%とからなるポリエステル樹脂組成物で構成されたフィルムであって、フィルムの面配向度が0.11〜0.16であり、かつ、フィルムの熱特性が下記の(a)〜(d)の条件を満足することを特徴とする金属板ラミネート用ポリエステルフィルム。(a)ポリエステル(A)に由来する融点〔Tm (A)〕が245〜253°C。(b)ポリエステル(B)に由来する融点〔Tm (B)〕が215〜221°C。(c)フィルム中のポリエステル(A)及び(B)の結晶部分に由来する融解熱の和〔ΔHm(A+B)〕が35〜45J/g。(d)フィルムを20°C/minで昇温したときの結晶化開始温度Tcが100〜190°Cであり、かつ、結晶化熱(ΔHc)が2〜10J/g。
IPC (6):
C08J 5/18 CFD ,  B29C 55/16 ,  B32B 15/08 104 ,  C08L 67/03 ,  B29K 67:00 ,  B29L 7:00
FI (4):
C08J 5/18 CFD ,  B29C 55/16 ,  B32B 15/08 104 A ,  C08L 67/03
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (3)

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