Pat
J-GLOBAL ID:200903069542950990
Tー抗原とHー抗原を同時に検出する方法
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
福島 三雄 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991074015
Publication number (International publication number):1994109730
Application date: Mar. 12, 1991
Publication date: Apr. 22, 1994
Summary:
【要約】【目的】 生体試料中のTー抗原とHー抗原の存在を簡便に検出する。癌,腫瘍等の発生を漏れなく発見でき,健常者のスクリーニングに最適である。【構成】 便,粘液等の生体試料中のムチン型糖蛋白のTー抗原とHー抗原の一つ或いは両方を同時に簡便に検出する。具体的方法として下記がある。1.固体表面にレクチンを不溶化して試料中の糖蛋白を捕捉し,Tー抗原とHー抗原に結合するレクチンの酵素標識したものを混合して検出するレクチンーレクチンサンドイッチ法。2.酵素標識レクチンの代わりに抗T抗体と抗H抗体の酵素標識試薬を用いるレクチンー抗体サンドイッチ法。3.固体表面に抗T抗体,抗H抗体を不溶化して糖蛋白を捕捉し,酵素標識した抗T抗体,抗H抗体の混合試薬により検出する抗体ー抗体サンドイッチ法。4.Tー抗原,Hー抗原と結合するレクチンにより感作したラテックス粒子の凝集により判定する凝集反応法
Claim (excerpt):
便,血清,粘液等の生体試料中に含まれるSaーβーDーGal(1→3)ーDーGalNAc(シアル酸ーβガラクトースーNアセチルガラクトサミン)糖鎖(A型糖鎖)を代表的に有するムチン型セリン/スレオニン型結合糖蛋白で先端のSa(シアル酸, NーAcetylneumatic acid )が欠落した形の糖鎖(B型糖鎖)を有するTー抗原及びαーLー Fuc(1→2)βーDーGal(1→4)βーDーGulNAc(αーLフコースβガラクトースーNアセチルグルコサミン)糖鎖(C型糖鎖)を有するHー抗原の両者を1つの試薬を用いて同時に検出することを特徴とするTー抗原とHー抗原を同時に検出する方法
Patent cited by the Patent:
Return to Previous Page