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J-GLOBAL ID:200903069557497370

デキストランエステル共重合体

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 小田島 平吉 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996159223
Publication number (International publication number):1997316133
Application date: May. 31, 1996
Publication date: Dec. 09, 1997
Summary:
【要約】【課題】 生体組織との動的摩擦接触による細胞障害、損傷の発生を極力抑え且つガス透過性に優れた医用材料を開発すること。【解決手段】 本発明は、デキストランエステルを、シロキサン基含有重合性ビニル化合物、パーフルオロアルキル基含有重合性ビニル化合物及び重合性カルボン酸と共重合させることにより得られるデキストランエステル共重合体を提供する。
Claim (excerpt):
(a) 下記式(I)【化1】式中、Glcpはデキストランを構成するグルコピラノシル残基を表わし、R<SP>1</SP>は場合によりカルボキシル基を有していてもよいC<SB>2</SB>〜C<SB>4</SB>アルケニル基を表わし、R<SP>2</SP>は分岐鎖を有するC<SB>3</SB>〜C<SB>5</SB>アルキル基を表わし、R<SP>3</SP>は直鎖状のC<SB>2</SB>〜C<SB>6</SB>アルキル基を表わし、l、m及びnはエステル残基R<SP>1</SP>COO、R<SP>2</SP>COO及びR<SP>3</SP>COOのそれぞれのグルコピラノシド単位当りの個数を表わし且つ下記式0<l≦10≦m<30≦n<32≦l+m+n≦3を満足する正数であり、xはGlcp単位の平均重合度を表わし且つ少なくとも5の正数である、で示されるデキストランエステル 20〜60重量%(b) 下記式(II)【化2】式中、R<SP>4</SP>、R<SP>5</SP>及びR<SP>6</SP>は同一もしくは相異なり、それぞれC<SB>1</SB>〜C<SB>4</SB>アルキル基又はフェニル基を表わし、R<SP>7</SP>及びR<SP>8</SP>は同一もしくは相異なり、それぞれC<SB>1</SB>〜C<SB>4</SB>アルキル基、フェニル基又は式【化3】の基を表わし、R<SP>9</SP>は水素原子又はメチル基を表わし、p及びrはそれぞれ1〜5の整数であり、qは0〜3の整数である、で示されるシロキサン基含有重合性ビニル化合物 10〜40重量%(c) 下記式(III)【化4】式中、RfはC<SB>1</SB>〜C<SB>8</SB>パーフルオロアルキル基を表わし、R<SP>10</SP>は水素原子又はメチル基を表わし、tは1又は2である、で示されるパーフルオロアルキル基含有重合性ビニル化合物 10〜40重量%(d) 下記式(IV)【化5】式中、R<SP>11</SP>、R<SP>12</SP>及びR<SP>13</SP>のいずれか1つはメチル基又はカルボキシル基を表わし、残りの2つはメチル基を表わす、で示される重合性カルボン酸 2〜10重量%及び(e) 共重合可能な他の単量体 0〜30重量%の共重合により得られるデキストランエステル共重合体。
IPC (6):
C08F251/00 MQA ,  A61L 27/00 ,  C08B 37/02 ,  C08F220/24 MMT ,  C08F290/06 MRY ,  G02C 7/04
FI (6):
C08F251/00 MQA ,  A61L 27/00 D ,  C08B 37/02 ,  C08F220/24 MMT ,  C08F290/06 MRY ,  G02C 7/04

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