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J-GLOBAL ID:200903069609955045

液晶表示膜及びその作成方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 前田 純博
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991318577
Publication number (International publication number):1993127150
Application date: Nov. 07, 1991
Publication date: May. 25, 1993
Summary:
【要約】【目的】透明樹脂中に液晶滴を分散させてなる液晶膜を2つの電極層で挟持した液晶表示膜。【構成】高分子形成性モノマー混合液に液晶を溶解せしめた混合液を2枚の電極層間に配置し、該モノマーを硬化せしめて液晶滴を形成することにより透明樹脂中に液晶滴が分散されてなる液晶表示膜を作成するに際し、該モノマー混合液中に界面活性能を有する重合性モノマー、水酸基を含有する親水性重合性モノマー、フッ素系重合性モノマー並びに多官能重合性モノマーが含有されてなることを特徴とする。
Claim (excerpt):
高分子形成性モノマー混合液と重合開始剤、液晶、及び塗膜の厚みを均一に保つためのスペーサーの少なくとも4者の混合液を2枚の透明基板上の透明導電性層間に挟持した後、紫外線照射によって高分子形成性モノマーを重合硬化させることにより液晶滴を相分離法で樹脂中に形成し、液晶滴での光の散乱を利用して、透明導電性層間に電圧を印加した時には透明状態を、電圧が印加されていない時には不透明状態をとる事のできる液晶表示膜に於いて、高分子形成性モノマー混合液が液晶を0.8〜5μm径の均一滴として相分離する効果がある界面活性能を有する重合性モノマーと、該界面活性能を有効に働かす水酸基を鎖中に含む親水性重合性モノマーと、樹脂の屈折率を液晶とマッチングさせるためのフッ素系重合性モノマーと、さらに樹脂硬化度を高めるための多官能重合性モノマーを適量混合した溶液である事を特長とする液晶表示膜。

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