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J-GLOBAL ID:200903069704288668

サイトカイン混合物によりHLAクラスIIの腫瘍細胞表面の発現をモジュレートするための方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (2): 小野 尚純 ,  奥貫 佐知子
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):2008511311
Publication number (International publication number):2008540553
Application date: May. 10, 2006
Publication date: Nov. 20, 2008
Summary:
【課題】腫瘍細胞表面でのHLA(ヒト白血球抗原)クラスIIの発現をモジュレートすること【解決手段】IL-2に対するIL-1β、IL-2に対するTNF-α、IL-2に対するIFN-γおよびIL-2に対するGM-CSFの特定比を有するIL-1β、TNF-α、IFN-γ、GM-CSFおよびインターロイキンー2(IL-2)の群から特定のサイトカイン比を有する、無血清および無ミトゲン混合物により、腫瘍浸潤単核細胞の組成を変え、CD4+/CD8+比を高め、腫瘍支質/上皮の比を高め、腫瘍細胞表面でのHLA(ヒト白血球抗原)クラスIIの発現をモジュレートするための方法である。特定のサイトカイン比を有する、無血清および無ミトゲン混合物は、ガン治療のための他の医薬と共に、または他の医薬と組み合わせて更に使用でき、ガン治療の成功率およびガン患者の無病生存率を高めることができる、白血球インターロイキン、注射剤すなわちMultikine(登録商標)を含む。【選択図】図3
Claim (excerpt):
HLAクラスIIの腫瘍細胞表面の発現をモジュレートする方法であって、このモジュレートを必要とする患者に対し、IL-1β、TNF-α、IFN-γ、GM-CSF、インターロイキン-2(IL-2)の群から選択された特定比のサイトカインを含む、無血清および無ミトゲンサイトカイン混合物を投与する方法であり、ここで、IL-2に対するIL-1β、TNF-α、IFN-γ、GM-CSFの特定の比は、 IL-2に対するIL-1βの比が、0.4〜1.5の範囲であり、 IL-2に対するTNF-αの比が3.2〜11.3の範囲であり、 IL-2に対するIFN-γの比が1.5〜10.9の範囲であり、 IL-2に対するGM-CSFの比が2.2〜4.8の範囲である、 HLAクラスII腫瘍細胞表面の発現をモジュレートする方法。
IPC (3):
A61K 38/00 ,  A61P 35/00 ,  A61P 35/02
FI (3):
A61K37/02 ,  A61P35/00 ,  A61P35/02
F-Term (12):
4C084AA02 ,  4C084BA03 ,  4C084BA44 ,  4C084CA62 ,  4C084DA01 ,  4C084DA13 ,  4C084DA14 ,  4C084DA52 ,  4C084MA02 ,  4C084NA14 ,  4C084ZB262 ,  4C084ZB272

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