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J-GLOBAL ID:200903069711516617

製鋼工程における溶鋼温度の調整方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 杉信 興
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994133376
Publication number (International publication number):1996003621
Application date: Jun. 15, 1994
Publication date: Jan. 09, 1996
Summary:
【要約】 (修正有)【目的】 後工程からの要求に基づき自工程の溶鋼温度を階層型ニューラルネットワークを用いて正確、かつ、迅速に熟練操業者に頼ることなく自動的に求める。【構成】 転炉工程から過去のあるチャージの溶鋼を受けた溶鋼鍋の?@使用回数、?A溶鋼の存在した時間、?B空き時間、?C搬送時間、?Dタンディシュの連続使用回数又は溶鋼内への転炉での合金投入量、?E溶鋼到着時に於ける溶鋼温度、の各実績データを階層型ニューラルネットワークに入力して、該階層型ニューラルネットワークの重み係数としきい値を求め、この求めた重みとしきい値を基にした前記ニューラルネットワークに温度調整対象チャージの前記?@〜?Dの予測データーを入力して、自工程での対象チャージの溶鋼温度を求め、自工程で温度調整手段により対象チャージの溶鋼を前記求めた温度に調整する。
Claim (excerpt):
転炉工程から溶鋼を溶鋼鍋に受け、その溶鋼を直接又は真空脱ガス工程を経て連続鋳造工程に搬送して処理する製鋼工程で、転炉工程を自工程とし真空脱ガス工程を後工程とする場合、真空脱ガス工程を自工程とし連続鋳造工程を後工程とする場合、更には、転炉工程を自工程とし連続鋳造工程を後工程とする場合において、転炉工程から過去のあるチャージの溶鋼を受けた前記溶鋼鍋の使用回数,その溶鋼を受ける前の溶鋼がその溶鋼鍋内に存在した時間,前回受けた溶鋼を排出してからそのチャージの溶鋼を受けるまでの溶鋼鍋の空き時間,前記自工程から後工程にその溶鋼鍋を搬送するのに要した搬送時間、更には、後工程を連続鋳造工程とする場合はそのチャージの溶鋼を受けるタンディシュの連続使用回数,後工程を真空脱ガス工程とする場合は転炉工程でその溶鋼内への合金投入量等の溶鋼温度降下因子の実績データ及び後工程に溶鋼が到着した時の溶鋼温度等のデータを、階層型ニューラルネットワークの入力層に入力すると共に、そのチャージの前記自工程での溶鋼温度実績データを入力し、この各実績データを記憶した前記階層型ニューラルネットワークでその重み係数としきい値を求め、この求めた重み係数としきい値を基にした前記ニューラルネットワークの入力層に、温度調整対象チャージの溶鋼の後工程における目標温度及び対象チャージの溶鋼を受けるのに使用する溶鋼鍋の使用予定回数,この溶鋼鍋内に前回受けた溶鋼が存在していた時間,対象チャージの溶鋼を受ける溶鋼鍋の空き予定時間,前記自工程から後工程までの搬送予定時間、更には、後工程を連続鋳造工程とする場合はタンディシュの連続使用予定回数,後工程を真空脱ガス工程とする場合は転炉工程でその溶鋼に投入予定の合金量等の溶鋼温度降下因子データを入力して、前記自工程での対象チャージの溶鋼温度を求め、該自工程で温度調整手段により対象チャージの溶鋼を前記求めた溶鋼温度に調整することを特徴とする製鋼工程における溶鋼温度の調整方法。
IPC (2):
C21C 7/00 ,  G06F 15/18 550
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (2)
  • 出鋼温度の管理方法
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願平3-150107   Applicant:日新製鋼株式会社
  • 転炉吹錬制御装置
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願平4-011400   Applicant:新日本製鐵株式会社

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