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J-GLOBAL ID:200903069718365185

燃料電池の発電制御装置およびこれを備えた燃料電池システム

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 伊藤 洋二 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2002149260
Publication number (International publication number):2003346849
Application date: May. 23, 2002
Publication date: Dec. 05, 2003
Summary:
【要約】【課題】 単電池セルの電圧がばらついた場合に、単電池セルの劣化を防止しつつ、燃料電池の発電を継続させる。【解決手段】 燃料電池10の発電制御装置50に、主制御部40から要求発電電力Prを受信する手段と、複数のセル10aのうち最低電圧セルを決定する手段と、セルの最低電圧Voと出力電流IFから、最低電圧セルのIV特性を推定する手段と、複数のセル10aの総電圧Vsと出力電流IFから、燃料電池10のIV特性を推定する手段と、最低電圧セルのIV特性から最低電圧セルが所定下限電圧Vminで出力可能な上限出力電流I2を求める手段と、上限出力電流I2で燃料電池10が発電可能な下限電圧発電可能電力Qを求める手段と、要求発電電力Prあるいは下限電圧発電可能電力Qのいずれか小さい方を出力するための必要酸素流量と必要水素流量を算出し、主制御部40に出力する手段とを設ける。
Claim (excerpt):
水素と酸素が供給され、発電する複数のセル(10a)が積層されている燃料電池(10)と、前記複数のセル(10a)それぞれの出力電圧(V1〜Vn)を検出するセル電圧検出手段(41)と、前記燃料電池(10)の出力電流(IF)を検出する電流検出手段(12)と、前記燃料電池(10)の電力制御を行う主制御部(40)とを備えた燃料電池システムに用いられる発電制御装置であって、前記主制御部(40)から前記燃料電池(10)に対する要求発電電力(Pr)を入力値として受け取る入力値受信手段と、前記電圧検出手段(41)により検出した前記出力電圧(V1〜Vn)から前記複数のセル(10a)のうち最低電圧(Vo)を出力する最低電圧セルを決定する最低電圧セル決定手段と、前記最低出力電圧(Vo)と前記電流検出手段(12)により検出した前記出力電流(IF)に基づいて、前記最低電圧セルの出力電圧と出力電流との関係を示す電流-電圧特性を推定する最低電圧セル特性推定手段と、前記複数のセル(10a)の出力電圧(V1〜Vn)の合計である総電圧(Vs)と前記出力電流(IF)とに基づいて、前記燃料電池(10)の出力電圧と出力電流との関係を示す電流-電圧特性を推定する燃料電池特性推定手段と、前記最低電圧セルの電流-電圧特性から、前記最低電圧セルの出力電圧(Vo)が所定下限電圧(Vmin)となった場合に前記最低電圧セルが出力可能な上限出力電流(I2)を求める上限電流決定手段と、前記上限出力電流(I2)において、前記燃料電池(10)が発電可能な最大電力である下限電圧発電可能電力(Q)を求める下限電圧発電可能電力算出手段と、前記要求発電電力(Pr)あるいは前記下限電圧発電可能電力(Q)のいずれか小さい方を出力するために必要な酸素流量を算出する必要酸素流量算出手段と、前記入力値に対する出力値として前記酸素流量を前記主制御部(40)に出力する酸素流量出力手段とを備えることを特徴とする発電制御装置。
F-Term (7):
5H027AA02 ,  5H027KK22 ,  5H027KK25 ,  5H027KK54 ,  5H027KK56 ,  5H027MM01 ,  5H027MM26
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (3)

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