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J-GLOBAL ID:200903069895990197
天然木目模様を施した化粧材およびその製作方法
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
真田 修治
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993208453
Publication number (International publication number):1995040700
Application date: Jul. 30, 1993
Publication date: Feb. 10, 1995
Summary:
【要約】【目的】 貴重な高級天然木材を一切使用せず、特殊な配合の塗料を用いる必要もなく、簡単な工程で製作することが可能であり、製作コストを著しく低減することができ、しかも天然木材に極めてよく似た天然木目模様を施した化粧材とその製作方法を提供する。【構成】 ベニヤ合板からなる基体部材1表面1a上に、天然木目模様の色合いを形成する一方の構成色を表すエマルジョン塗料層2を形成し、その上に天然木目模様の色合いを形成する他方の構成色を表す染料と顔料とを含有したオイルカラー層5を形成する。このオイルカラー層5を複数個の刷毛部材を用いて木目形成方向にブラッシングして、最終木目模様面6上にオイルカラー層5の表す色の濃淡縞模様を形成する。この濃淡縞模様の色とエマルジョン塗料層2の色とが複合した色と、エマルジョン塗料層2上に付着したオイルカラー層5の含有顔料の存在により立体感のある天然木目模様を得る。
Claim (excerpt):
少なくとも、建築物、家具等に用いられる化粧材の基礎素材となる基体部材と、目的とする天然木目模様の色合いを形成する一方の構成色を表すエマルジョン塗料をもって前記基体部材の表面に形成されたエマルジョン塗料層と、顔料を含有し且つ前記天然木目模様の色合いを形成する他方の構成色を表すオイルカラーをもって前記エマルジョン塗料層上に形成されたオイルカラー層と、このオイルカラー層の表面を、刷毛部材で前記オイルカラー層の表面において前記天然木目模様を形成する方向にブラッシングすることにより、前記オイルカラー層の含有顔料を前記天然木目模様を形成する方向に沿って偏在的に付着させて得られた前記含有顔料の濃淡縞模様と、この濃淡縞模様が表す前記他方の構成色と前記濃淡縞模様と混在した状態で表れる前記エマルジョン塗料層の前記一方の構成色との組合せで創成された複合色との相互作用により形成された前記天然木目模様と、この天然木目模様を施された前記エマルジョン塗料層の上に実質的に透明な無色または有色の塗剤をもって形成された付加膜層と、を有するように構成されたことを特徴とする天然木目模様を施した化粧材。
IPC (5):
B44D 3/22
, B05D 5/06 104
, B05D 5/06
, B05D 7/06
, B44D 5/00
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