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J-GLOBAL ID:200903070098594292

DNA配列の解析のための化学的方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 山崎 行造 (外2名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1993519892
Publication number (International publication number):1996500724
Application date: May. 12, 1993
Publication date: Jan. 30, 1996
Summary:
【要約】本発明は、DNA配列のある標的位置の塩基を同定する方法にして、試料DNAを増幅処理に付し、その増幅DNAを固定化した後で二本鎖解離処理に付して、標的位置の直ぐ隣にハイブリダイズするような伸長プライマーから非固定鎖を取り除いておき、固定化された一本鎖DNAの4つのアリコートの各々を1種類のジデオキシヌクレオチド存在下でのポリメラーゼ反応に付し、その際、各アリコートについて異なるジデオキシヌクレオチドを用いて標的位置の塩基に相補的なジデオキシヌクレオチドだけが組込まれるようにしておき、次に、4つのアリコートを4種類すべてのデオキシヌクレオチドの存在下での伸長反応に付して、各アリコート中においてジデオキシヌクレオチドと反応していないDNAが伸長して二本鎖DNAを形成する一方で、ジデオキシヌクレオチドでブロックされたDNAは非伸長鎖DNAとして残るようにしておき、しかる後に、二本鎖及び/又は非伸長鎖DNAの同定を行なって、どのジデオキシヌクレオチドが導入されていて、したがってどの塩基が標的位置に存在しているのかを明らかにすることを特徴とする方法を提供する。
Claim (excerpt):
DNA配列のある標的位置の塩基を同定する方法にして、試料DNAを増幅処理に付し、その増幅DNAを固定化した後で二本鎖解離処理に付して、標的位置の直ぐ隣にハイブリダイズするような伸長プライマーから非固定化鎖を取り除いておき、固定化された一本鎖DNAの4つのアリコートの各々を1種類のジデオキシヌクレオチド存在下でのポリメラーゼ反応に付し、その際、各アリコートについて異なるジデオキシヌクレオチドを用いて標的位置の塩基に相補的なジデオキシヌクレオチドだけが組込まれるようにしておき、次に、4つのアリコートを4種類すべてのデオキシヌクレオチドの存在下での伸長反応に付して、各アリコート中においてジデオキシヌクレオチドと反応していないDNAが伸長して二本鎖DNAを形成する一方で、ジデオキシヌクレオチドでブロックされたDNAは非伸長鎖DNAとして残るようにしておき、しかる後に、二本鎖及び/又は非伸長鎖DNAの同定を行なって、どのジデオキシヌクレオチドが導入されていて、したがってどの塩基が標的位置に存在しているのかを明らかにすることを特徴とする方法
IPC (2):
C12Q 1/68 ,  C12N 15/09
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (1)
  • 特表平3-503001

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