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J-GLOBAL ID:200903070100913619

廃棄物を利用した接触材からなる人工藻による、河川、水路等の水質浄化方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992293629
Publication number (International publication number):1994099168
Application date: Sep. 18, 1992
Publication date: Apr. 12, 1994
Summary:
【要約】【目的】 廃棄物である使用済コーヒー豆と発泡スチロールから、水質浄化用の接触材をつくり、これを藻の形状に加工することにより、河川や水路等の景観を損なわないで水質の浄化が可能な水質浄化用人工藻として、廃棄物を安価に処理し有効利用する。【構成】 廃棄物である使用済コーヒー豆から賦活処理してつくった活性炭を、加熱により半熔融した発泡スチロールに付着させて球状、楕円状、塊に成型し、これを連鎖状につないで人工藻をつくる。この人工藻の片方に重りをつけて河川、水路等の水中に設置する。設置された人工藻は、有機物を含んだ水が人工藻に接触しながら通過して、接触材の持つ物理吸着作用と付着微生物による生物分解によって有機物が除去され、河川や水路等の水質浄化を行う。【効果】 河川や水路等の水位の変動や、ゴミや泥などのによる浄化不良が発生せず、更に景観を損なわない水質浄化ができる。
Claim (excerpt):
廃棄物である使用済コーヒー豆を700°C〜900°Cの温度範囲で賦活処理を行うことでコーヒー豆活性炭(1)をつくり、更に廃棄物である発泡スチロール(2)を加熱して半熔融状態にし、この半熔融状態の発泡スチロールにコーヒー豆活性炭を付着させてから楕円状、球状もしくは塊に成型してから冷却して硬化させてつくる、廃棄物のみを原料とすることを特徴とした水処理用接触材の製造方法。
IPC (5):
C02F 1/28 ,  B09B 3/00 303 ,  C02F 3/06 ,  C02F 3/08 ,  C02F 3/10

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