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J-GLOBAL ID:200903070150552226

音源特徴抽出方式

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 鈴木 敏明
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991298858
Publication number (International publication number):1993134025
Application date: Nov. 14, 1991
Publication date: May. 28, 1993
Summary:
【要約】【目的】 周波数雑音に強い初期値設定処理を提供する。【構成】 音源の方位や周波数などの特徴量を所定の非線形結合関数のパラメータとみなし、受信信号と推定信号との誤差を反復的に評価し、特徴量を抽出方法において、その初期値を設定する処理1に関する。方位分析部11で、フーリエ変換及び逆フーリエ変換による広帯域ビームフォーミングを行い、複数の予定方位の整相信号を作成し、その整相信号のパワースペクトルの極大値に基づいて方位の初期値を設定する。周波数分析部12でその方位初期値で整相した整相信号に基づいて時間特徴量の初期値を設定する。この処理により、大きい音の方向を音源の方位とみなすことになるので、周波数雑音に強い初期値設定が可能となる。
Claim (excerpt):
音源からの音源波を複数の受波器により受信信号に変換する信号受信処理と、推定方位及び推定時間特徴量を含む前記音源の推定特徴量の初期値を設定する初期値設定処理と、前記音源の特徴量を所定の非線形結合関数のパラメータとみなし、前記推定特徴量の初期値を用いて前記非線形結合関数により前記受信信号に対する推定信号を算出し、当該推定信号の前記受信信号に対する推定誤差を評価し、その評価結果に応じて前記推定特徴量を更新し、前記推定誤差が推定誤差基準を満たす場合にその推定特徴量を前記音源の特徴量として抽出する非線形特徴推定処理とを、備えた音源特徴抽出方法において、前記初期値設定処理は、複数の予定方位を仮定してその予定方位毎に且つ所定個数の各前記受波器対応毎に、前記受波信号に前記予定方向の整相を施し且つフーリエ変換を施こすことによって周波数成分を抽出し、各前記予定方位毎の且つ前記所定個数の受波器の前記周波数成分を対象として逆フーリエ変換を施して各前記予定方位毎の広帯域整相信号を作成する広帯域ビームフォーミング処理と、前記各予定方位毎の前記整相信号の時間平均パワーを計算し、前記各予定方位順に配列した当該時間的平均パワー系列の極大値を検出し、その極大値の大きいものから複数個を選択し、選択した極大値に対応した前記予定方位を前記推定方位の初期値として設定する方位初期値選択処理と、前記推定方位の前記複数個の前記初期値に対応した前記整相信号を分析して推定時間特徴量の初期値を設定する時間初期値設定処理とを具備することを特徴とする音源特徴抽出方式。
IPC (2):
G01S 3/802 ,  G01H 3/00

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