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J-GLOBAL ID:200903070306988852

走行抵抗負荷の設定方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 志賀 富士弥 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993053329
Publication number (International publication number):1994265441
Application date: Mar. 15, 1993
Publication date: Sep. 22, 1994
Summary:
【要約】【目的】 各種自動車の走行抵抗の計測を容易にし、各種シャシダイナモメータでの前後輪の分担比を精度良く再現する。【構成】 供試自動車1の前輪と後輪の走行抵抗をダイナモメータ3F,3Rの吸収トルクで制御するのに、夫々の機械系の機械損失を惰行タイム計測部18で計測して機械損失補正部15F,15Rに夫々設定し、路上での惰行タイム計測で求める走行抵抗を走行抵抗負荷設定部16に設定し、走行抵抗のうちの空気抵抗分を自動車の重心位置から前輪と後輪の配分を走行抵抗調整・分配部17に得て設定部16の走行抵抗を前輪側と後輪側に分配する。
Claim (excerpt):
供試自動車の前輪と後輪に夫々ローラを介して一対のダイナモメータを結合し、該自動車の走行抵抗を該ダイナモメータの吸収トルクに夫々設定して模擬走行試験を行うシャシダイナモメータにおいて、前記供試自動車をローラに乗せない状態で前記ローラ,ダイナモメータを含む機械系を該ダイナモメータで定格速度まで加速した後、該ダイナモメータの吸収トルクをゼロにした惰行運転し、この惰行運転時の各車速区間毎の経過時間計測によって各車速区間毎の前輪側と後輪側の機械損失を求め、前記供試自動車を路上で惰行させたときの走行抵抗値の計測値から最小二乗法によって各車速区間毎のころがり抵抗と空気抵抗分の走行抵抗値を求め、この各走行抵抗値を標準の環境条件での値として補正し、前記補正した走行抵抗値のうち空気抵抗分を供試自動車の重心位置から前輪と後輪に配分し、前記機械損失と配分した空気抵抗値及び慣性分を前輪及び後輪の走行抵抗負荷として各車速区間毎に設定することを特徴とする走行抵抗負荷の設定方法。

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