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J-GLOBAL ID:200903070381912039
核燃料物質の回収方法及びその装置
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
Agent (1):
須田 正義
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995340284
Publication number (International publication number):1997178888
Application date: Dec. 27, 1995
Publication date: Jul. 11, 1997
Summary:
【要約】【課題】 コンパクトな形状で、かつ臨界安全管理上問題を生じることがなく、使用済核燃料から有用な金属元素を連続的に回収する。【解決手段】 傾斜した底面11aに沿って少なくとも5室からなる反応室15a〜15eを有し臨界にならない厚さを有する回収槽11に塩化物支持塩を貯留し、最上位の反応室に使用済核燃料酸化物を供給し、上位に位置する反応室で放射性金属を塩化物溶融塩中の反応物質と反応させて塩化物に転換し、次に位置する反応室で電極に放射性金属酸化物を析出回収し、次に位置する反応室で塩素ガスと一酸化炭素ガスを塩化物溶融塩に吹き込んで残存する酸化物イオンを金属イオン化し、次に位置する反応室で金属イオン化した放射性物質を溶融塩電解して陰極の第1溶融金属に析出回収し、最下位に位置する反応室で還元剤を混合して溶融塩中に残存する金属イオンを第2溶融金属に還元抽出回収する。
Claim (excerpt):
傾斜した底面(11a)に沿って少なくとも5室からなる反応室(15a,15b,15c,15d,15e)を有し貯えた核燃料が臨界にならない厚さを有する平板状に密閉して形成された回収槽(11)に反応媒体である塩化物支持塩を溶融塩として貯留し、最上位に位置する反応室(15a)より使用済核燃料酸化物を供給し、前記最上位に位置する反応室(15a)を含む上位に位置する反応室(15a)で順次前記酸化物中の放射性金属を前記塩化物溶融塩中に含まれる反応物質と反応させることにより前記金属のオキシクロライドを含む塩化物に転換し、次に位置する反応室(15b)で前記オキシクロライドを溶融塩電解することにより電極(21b)に放射性金属酸化物を析出回収し、次に位置する反応室(15c)で塩素ガスと一酸化炭素ガスを塩化物溶融塩に吹き込んで前記溶融塩中に残存する酸化物イオンを金属イオン化し、次に位置する第1溶融金属(25a)を貯留する反応室(15d)で前記溶融塩中の金属イオン化した放射性物質を前記第1溶融金属(25a)を陰極として溶融塩電解することにより前記第1溶融金属(25a)に析出回収し、最下位に位置する第2溶融金属(25b)を貯留する反応室(15e)より前記溶融塩中に還元剤を混合することにより前記溶融塩中に残存する塩化物を前記第2溶融金属(25b)に抽出回収することを特徴とする核燃料物質の回収方法。
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