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J-GLOBAL ID:200903070383118321
ハロゲン化有機化合物を焼却するための方法および焼却炉
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
湯浅 恭三 (外6名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994290144
Publication number (International publication number):1995190339
Application date: Nov. 24, 1994
Publication date: Jul. 28, 1995
Summary:
【要約】【目的】 酸素または酸素富化空気の存在下でハロゲン化有機化合物を燃焼して燃焼生成物を得る、という方法およびその燃焼を行うための焼却炉を提供する。【構成】 上記の燃焼生成物は、未反応の酸素、および酸素と反応してハロゲン化フランやハロゲン化ジオキシンを生成することのできるハロゲン化有機化合物を含むことがある。水素含有燃料が未反応酸素と反応するよう、水素含有燃料を燃料過剰の化学量論にて燃焼させながら、バーナーから燃焼生成物中に火炎を噴射することによって、ハロゲン化フランやハロゲン化ジオキシンの形成が最小限に抑えられる。これにより、ハロゲン化フランやハロゲン化ジオキシンの形成が減少する。すでに形成されたハロゲン化フランやハロゲン化ジオキシンは、燃料から供給される水素とハロゲン化フランやハロゲン化ジオキシンとの反応によって実質的に取り除かれる。
Claim (excerpt):
(a)酸素または酸素富化空気の存在下でハロゲン化有機化合物を焼却して、燃焼生成物中にさらに存在するハロゲン含有有機化合物と未反応酸素との間の反応により生成されるハロゲン化フランとハロゲン化ジオキシンを含んだ燃焼生成物を生成させる工程;(b)未反応酸素が水素含有燃料と反応して、ハロゲン化フランとハロゲン化ジオキシンの形成が減少するよう、またすでに生成されているハロゲン化フランとハロゲン化ジオキシンが、前記燃料から供給される水素と反応し、脱ハロゲン化反応により分解するよう、酸素と前記燃焼生成物の存在下で燃料過剰の化学量論にて水素含有燃料を燃焼させる工程;および(c)前記燃焼生成物を水素含有燃料の燃焼にさらした後に、前記燃焼生成物を排気ガスとして排出する工程、これによりハロゲン化フランとハロゲン化ジオキシンの形成減少およびそれらの分解が、前記排気ガス中に含有されている燃焼生成物中に生成されていたであろうハロゲン化フランとハロゲン化ジオキシンの濃度を減少させるよう作用する;を含む、ハロゲン化有機化合物の焼却方法。
IPC (3):
F23L 7/00 ZAB
, F23L 7/00
, F23G 7/00 ZAB
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