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J-GLOBAL ID：200903070393866768

表面改質方法

Inventor： 林 和範 ,  佐々木 純
Applicant, Patent owner： 新日本製鐵株式会社
Agent (1)： 大島 陽一
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1993136853
Publication number (International publication number)：1994322535
Application date： May. 13, 1993
Publication date： Nov. 22, 1994
Summary：

【要約】【目的】 チタンイオンと炭素イオンを注入することにより、クロムの含有率が低い所謂低クロム鋼の耐摩耗性を向上させるための表面改質方法を提供する。【構成】 被処理材が低クロム鋼であっても、0.5wt%以上2.0wt%以下の炭素、及び0.5wt%以上6.0wt%以下のクロムを含む鋼材であれば、4×1017atoms/cm2乃至2×1018atoms/cm2のチタンイオンと、3×1017atoms/cm2以上、かつ前記チタンイオンの注入量の1.5倍以下の炭素イオンとを注入して、NaCl構造を持ったチタンを主とする炭化析出物粒子を非晶質中に分散させた構造を注入層に形成することにより、耐摩耗性を向上させることができる。

Claim (excerpt)：

炭素を0.5wt%乃至2.0wt%、及びクロムを0.5wt%乃至6.0wt%含む鋼材の表面に、チタンイオン及び炭素イオンを注入することにより前記鋼材の耐摩耗性を向上させるための表面改質方法であって、前記チタンイオンの注入量が4×1017atoms/cm2乃至2×1018atoms/cm2であり、前記炭素イオンの注入量が3×1017atoms/cm2以上であり、かつ前記チタンイオンの注入量の1.5倍以下であることを特徴とする表面改質方法。

IPC (2)：

C23C 14/48 ,  C23C 14/06

Patent cited by the Patent：

Cited by applicant (1)

• 特開平4-183860