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J-GLOBAL ID:200903070477911963

溶融亜鉛メッキ高張力熱延鋼板の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 今井 毅
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992126756
Publication number (International publication number):1993295433
Application date: Apr. 20, 1992
Publication date: Nov. 09, 1993
Summary:
【要約】【目的】 優れた加工性,溶接性,耐食性を有した溶融亜鉛メッキ高張力熱延鋼板の工業的量産手段を確立する。【構成】 C,Si,Mn及びAlの含有量が、C:0.05〜0.25%,Si:2.5 %以下,Mn:0.8 〜2.5 %,Al:2.0 %以下で、かつ「 Si(%)+Al(%) ≧ 1.0」を満足する組成の鋼片を、1050°C以上に再加熱してAr3点以上の温度域で熱間仕上げ圧延を終え、冷却速度20°C/s以上で 650°C以下の温度域まで冷却し巻取るか、又は、仕上げ圧延を終了した後20〜80°C/sの速度で 600〜700 °Cの温度域まで冷却し、続いて1〜10秒間空冷し、更に20〜100 °C/sの速度で 350〜 550°Cまで冷却する3段冷却を施してから巻取って得た熱延鋼板を、 720〜 950°Cに加熱した後、5〜80°C/sの速度で 350〜 500°Cの温度域まで冷却して30〜 200秒保持し、続いて溶融亜鉛浴に浸漬後、 480〜 550°Cで8〜 100秒の合金化処理を施す。
Claim (excerpt):
C,Si,Mn及びAlの含有量が重量割合にてC:0.05〜0.25%, Si:2.5 %以下, Mn:0.8 〜2.5 %,Al:2.0 %以下で、かつSi(%)+Al(%) ≧ 1.0を満足し残部がFe及び不可避的不純物から成る成分組成の鋼片を1050°C以上に再加熱して熱間圧延すると共に、Ar3点以上の温度域で仕上げ圧延を終了し、更に平均冷却速度:20°C/s以上で650°C以下の温度域まで冷却した後巻取って得た熱延鋼板を、720〜950°Cに加熱した後、5〜80°C/sの冷却速度で350〜500°Cの温度域まで冷却してこの温度域に30〜200秒保持し、続いて溶融亜鉛浴に浸漬し亜鉛メッキ皮膜を付着させてから480〜550°Cで8〜100秒の合金化処理を施すことを特徴とする、体積率で5%以上のオ-ステナイトが残留した加工性に優れる溶融亜鉛メッキ高張力熱延鋼板の製造方法。
IPC (4):
C21D 8/02 ,  C23C 2/02 ,  C23C 2/06 ,  C23C 2/28

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