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J-GLOBAL ID:200903070508283796

ポジトロンエミッショントモグラフィ装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 滝田 清暉 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2001351085
Publication number (International publication number):2003149345
Application date: Nov. 16, 2001
Publication date: May. 21, 2003
Summary:
【要約】【課題】 従来のポジトロンエミッショントモグラフィ(PET)装置で用いていたシンチレータの応答速度は極めて限られていたため、ポジトロンエミッショントモグラフィ装置の解像度には限界があった。その解決のためには、シンチレータとしては約10-10秒(0.1ns)程度の応答速度が必要とされていた。このようなシンチレータが達成されれば、タイム・オブ・フライト型PETが実現可能になる。【解決手段】 本発明者らは、既に特定のペロブスカイト型有機無機ハイブリッド化合物を放射線のシンチレータとして用いると極めて応答の早い(サブナノ秒の)可視光を発光することを見出していたが、このシンチレータをポジトロンエミッショントモグラフィ装置のγ線検出器に用いる。本発明のPET装置は、シンチレータとして一般式(R1-NR113)2MX4 若しくは(R2=NR122)2MX4、又は(NR133-R3-NR133)MX4 若しくは(NR142=R4=NR142)MX4、又はAMX3で表されるペロブスカイト型有機無機ハイブリッド化合物を用いる。
Claim (excerpt):
シンチレータ及び受光器から成るγ線検出器を用いるポジトロンエミッショントモグラフィ装置であって、該シンチレータとして一般式(R1-NR113)2MX4 若しくは(R2=NR122)2MX4、又は(NR133-R3-NR133)MX4 若しくは(NR142=R4=NR142)MX4、又はAMX3(式中、R1は複素環を含んでもよくハロゲン原子で置換されていてもよい一価炭化水素基を表し、R2は複素環を含んでもよくハロゲン原子で置換されていてもよく環状であってもよい二価炭化水素基を表し、R3は複素環を含んでもよくハロゲン原子で置換されていてもよい二価炭化水素基を表し、R4は複素環を含んでもよくハロゲン原子で置換されていてもよく環状であってもよい四価炭化水素基を表し、AはR5-NH3若しくはR6=NH2又はこれらの混合を表し、R5はアミノ基若しくはハロゲン原子で置換されていてもよいメチル基又は水素を表し、R6はアミノ基又はハロゲン原子で置換されていてもよいメチレン基を表し、R11〜R14は、それぞれ同じか又は異なってもよく、水素又は炭素数2以下のアルキル基を表し、MはIVa族金属、Eu、Cd、Cu、Fe、Mn又はPdを表し、Xはハロゲン原子又はその混合を表す。)で表されるペロブスカイト型有機無機ハイブリッド化合物を用いることを特徴とするポジトロンエミッショントモグラフィ装置。
IPC (4):
G01T 1/161 ,  C09K 11/06 601 ,  G01T 1/20 ,  G01T 1/202
FI (5):
G01T 1/161 A ,  C09K 11/06 601 ,  G01T 1/20 B ,  G01T 1/20 G ,  G01T 1/202
F-Term (10):
2G088EE02 ,  2G088FF07 ,  2G088GG10 ,  2G088GG20 ,  2G088JJ02 ,  2G088KK15 ,  2G088KK33 ,  2G088KK35 ,  2G088LL12 ,  2G088LL13

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