捻回特性と疲労特性の優れた冷間線引硬鋼線

Inventor：
Applicant, Patent owner：
Agent (1)：石田敬 (外3名)
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1994048769
Publication number (International publication number)：1995258797
Application date： Mar. 18, 1994
Publication date： Oct. 09, 1995
Summary：

【要約】【目的】本発明は焼戻し下部ベイナイト組織を冷間伸線した捻回特性と疲労特性に優れた硬鋼線を提供する。【構成】焼き戻された下部ベイナイト組織は微細な炭化物と柔らかいフェライトとからなる一種の複合材料となっており、そのような組織の素線を冷間伸線加工すると、焼戻し下部ベイナイトの極めて微細に分散した炭化物がフェライトへの高密度の集合組織の導入に有効に作用して高強度の線材となる。この高密度集合組織フェライトと炭化物の界面の整合性がよいので、捻回特性と曲げ疲労特性が優れている。

Claim (excerpt)：

C :0.3wt%以上、1.2wt%以下、Si:2wt%以下、Mn:2wt%以下、を含有し、焼き戻された下部ベイナイト組織の素材を冷間伸線することを特徴とする捻回特性と疲労特性の優れた冷間線引硬鋼線。

IPC (4)：

C22C 38/00 301 , B21C 1/00 , C22C 38/04 , C22C 38/54

Patent cited by the Patent：

Cited by applicant (4)

特開昭54-079119
超高強度鋼の製造方法
Gazette classification：公開公報 Application number：特願平4-152682 Applicant：日新製鋼株式会社
特開昭53-051121