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J-GLOBAL ID:200903070694153520

磁気記録媒体の潤滑膜形成方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 丸山 敏之 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996183168
Publication number (International publication number):1998027341
Application date: Jul. 12, 1996
Publication date: Jan. 27, 1998
Summary:
【要約】【課題】 磁気記録媒体の保護膜上に形成される潤滑膜中の燐含有フッ素化合物を所定濃度に調節できる潤滑膜形成方法を提供する。【解決手段】 媒体基板11に下地層14、磁性層15及び保護膜16を順次積層成膜してなる磁気記録媒体1を、燐含有フッ素化合物の添加された潤滑剤液に浸漬し、保護膜16の表面に潤滑膜2を形成する方法であって、潤滑膜2を形成した後、全反射蛍光X線分析法により、潤滑膜2中の燐の量を測定し、この測定値に基づき、潤滑剤液中の燐含有フッ素化合物の濃度を調整する。この結果、次に成膜される磁気記録媒体1の潤滑膜中の燐含有フッ素化合物の量が調節される。燐含有フッ素化合物として、フォスファゼン環を有するフッ素化合物を挙げることができる。潤滑膜中の燐含有フッ素化合物を所定濃度に調節することにより、磁気記録媒体とヘッドとの摩擦を低減できる。
Claim (excerpt):
媒体基板(11)に下地層(14)、磁性層(15)及び保護膜(16)を順次積層成膜してなる磁気記録媒体(1)を、燐含有フッ素化合物の添加された潤滑剤液の中に浸漬して保護膜(16)の表面に潤滑膜を形成する方法において、潤滑剤液への浸漬により形成された潤滑膜(2)に含まれる燐の量を全反射蛍光X線分析により測定し、この測定値に基づき、潤滑剤液に含まれる燐含有フッ素化合物の濃度を調整し、濃度調整された潤滑剤液の中に次に成膜されるべき磁気記録媒体を浸漬して保護膜(16)の表面に潤滑膜(2)を形成することを特徴とする磁気記録媒体の潤滑膜形成方法。
IPC (6):
G11B 5/84 ,  C10M105/74 ,  G11B 5/71 ,  C10N 40:08 ,  C10N 50:08 ,  C10N 70:00
FI (3):
G11B 5/84 B ,  C10M105/74 ,  G11B 5/71

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