Pat
J-GLOBAL ID:200903070703331614

水源病原微生物の計測方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 吉嶺 桂 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996194174
Publication number (International publication number):1998019891
Application date: Jul. 05, 1996
Publication date: Jan. 23, 1998
Summary:
【要約】 (修正有)【課題】 水源病原微生物の容易かつ正確な計測方法を提供する。【解決手段】 次の各工程により試料水中の水源病原微生物の嚢子を計測する。a試水をスクリーンフィルターを用いて吸引ろ過し、フィルター上に水源病原性微生物の嚢子及び試水中の夾雑物を捕捉する。b捕捉された嚢子と夾雑物を超音波により溶出液で剥離し、遠心分離により集め沈さを生成させる。c前記沈さに界面活性剤を添加した後、浮遊液を上部より沈さに注入し、軽く攪拌し、分離に適切な比重とする。d前記溶液を遠心分離し、嚢子を浮遊液層と水層の界面部分に集める。e前記集積した水層と界面部分を別の容器に分取し、純水を加えて遠心分離、分取、洗浄、吸引除去を繰り返す。f残液部分を絶対孔径1〜1.2μmのフィルターに吸引ろ過し、数時間以上放置した後、蛍光抗体染色を行い、落射型蛍光顕微鏡にて前記嚢子を計数する。
Claim (excerpt):
水源病原微生物を含む試水を、次の(a)〜(f)の工程を順次行うことによって、該試水中の水源病原微生物の嚢子を計測することを特徴とする水源病原性微生物の計測方法。(a)、試水をスクリーンフィルターを用いて吸引ろ過し、フィルター上に水源病原微生物の嚢子及び試水中の夾雑物を捕捉する捕捉工程、(b)、捕捉された前記嚢子と夾雑物を超音波により溶出液で剥離し、遠心分離により集め沈さを生成させる沈さ生成工程、(c)、前記沈さに界面活性剤を添加した後、浮遊液を上部より該沈さに注入し、軽く攪拌し、溶液を前記嚢子の分離に適切な比重とする比重調整工程、(d)前記比重調整溶液を遠心分離し、前記嚢子を浮遊液層と水層の界面部分に集める集積分離工程、(e)、前記集積した水層と界面部分を別の容器に分取し、純水を加えて攪拌後遠心分離を行い、上澄みを吸引除去し、残された残液に再び前記浮遊液を加え遠心分離後、界面部分を別の容器に分取し、同様に純水で洗浄後、上澄みを吸引除去することを繰り返す濃縮洗浄工程、(f)、前記洗浄工程の残液部分を絶対孔径1〜1.2μmのフィルターに吸引ろ過し、フィルター上に前記嚢子を集積し、フィルターをスライドグラス上に乗せて冷暗所にて数時間以上放置した後、フィルター上を蛍光物質でラベルされた抗体を用いて蛍光抗体染色を行い、落射型蛍光顕微鏡にて前記嚢子を計数する計数工程。
IPC (3):
G01N 33/53 ,  G01N 33/533 ,  C12Q 1/24
FI (3):
G01N 33/53 S ,  G01N 33/533 ,  C12Q 1/24

Return to Previous Page