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J-GLOBAL ID:200903070857709695
エポキシシリコーン単量体および重合体を合成するための選択的触媒
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
生沼 徳二
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993138048
Publication number (International publication number):1994166752
Application date: Jun. 10, 1993
Publication date: Jun. 14, 1994
Summary:
【要約】【目的】 エチレン性不飽和エポキシドとオルガノ水素シラン或いはオルガノ水素シロキサンとの間のヒドロシリル化反応を促進し乍らも、エポキシ開環反応は促進しない選択的触媒を提供する。【構成】 (A) 1重量部のエチレン性不飽和エポキシドと、(B) 該エポキシド(A) の重量に対し約 0.5〜約 400重量部のオルガノ水素シロキサン或いはオルガノ水素シランとの両者間のヒドロシリル化反応の触媒として、(C) ヒドロシリル化触媒を使用する。該触媒(C) は、式(R4 M)2 PtX6 [式中、Mは窒素、リン又はヒ素;Xはハロゲン;Rは所定有機基]により表される、ハロゲン化白金酸の第四ビス(オニウム)塩であり、成分(A) の1 〜5000ppm だけ用いられる。オニウム塩は、アンモニウム塩、ホスホニウム塩、アルソニウム塩等である。
Claim (excerpt):
(1)(A)1重量部のエチレン性不飽和エポキシド、(B) 前記成分(A) の1重量部に対して約0.5〜約400重量部のオルガノ水素シランまたはオルガノ水素シロキサン、および(C) 式(R4 M)2 PtX6(式中、Mは窒素、リンまたはヒ素であり、Xはハロゲンであり、そしてRは置換もしくは非置換のC(1-30)線状アルキル基、アリール基、アルカリール基およびアラルキル基から成る群より選ばれた有機基を独立に表わす)によって表わされかつ前記成分(A) の重量を基準として約1〜約5000ppm の量で使用されるハロゲン化白金酸の第四ビス(オニウム)塩の諸成分から成る混合物を調製し、次いで(2) 前記成分(A) および(B) の間におけるヒドロシリル化反応を促進してエポキシシリコーン生成物を生成させるが、前記成分(A) または前記エポキシシリコーン生成物中におけるエポキシ開環反応は促進しないような条件下で前記混合物を反応させる両工程から成ることを特徴とするエポキシシリコーンの製造方法。
IPC (3):
C08G 77/38 NUF
, C08G 59/30 NHR
, C08G 77/14 NUG
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