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J-GLOBAL ID:200903070892995404

油脂の精製方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 須藤 阿佐子
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994097847
Publication number (International publication number):1995011283
Application date: Mar. 31, 1994
Publication date: Jan. 13, 1995
Summary:
【要約】【目的】 被処理油中のリン脂質を効率よく分解除去する油脂の精製法を提供すること。【構成】 油脂に、グリセロリン脂質のグリセリン-脂肪酸エステル結合を分解する作用を有する酵素、例えば膵臓由来ホスフォリパーゼA2を乳化状態で作用させて工程油を得る。酵素を乳化状態で作用させた後、該処理油を水または酸性水溶液で洗浄する。洗浄工程で用いる酸性水溶液がクエン酸、酢酸及びリン酸から選ばれる1種または2種以上の酸の酸性水溶液である。酵素を作用させる乳化状態は、油100重量部に対して水を30重量部以上用いて形成する。【効果】 従来の脱酸工程を省略して油脂を精製することが可能となり、洗浄廃水や産業廃棄物の発生がなくなる。しかも同伴して失われる中性油脂のロスがなくなるため、歩留まりが向上する。
Claim (excerpt):
油脂に、グリセロリン脂質のグリセリン-脂肪酸エステル結合を分解する作用を有する酵素を乳化状態で作用させて工程油を得ることを特徴とする油脂の精製方法。
IPC (2):
C11B 3/02 ,  C12S 3/18

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