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J-GLOBAL ID:200903070909858309

制震構造物用高減衰装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 久門 知 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991219963
Publication number (International publication number):1993059841
Application date: Aug. 30, 1991
Publication date: Mar. 09, 1993
Summary:
【要約】【目的】 受動型の制震構造物を実現するためのコンパクトで、減衰性能が高く、さらに安全性に優れた高減衰装置を提供する。【構成】 シリンダー形式のダンパーであり、シリンダー11から出入するロッド12及びシリンダー11をそれぞれ構造物の柱梁架構及び柱梁架構内の耐震要素と連結する。調圧弁17a、17bをピストン12を貫通する流路に設け、作動媒体としての油が直接、反対側の油圧室14a(または14b)へ流れる構造とする。25kineレベルまでの地震に対してはこの調圧弁17a、17bが所定の減衰係数を与える。また、ピストン12内にさらにリリーフ弁27a、27bを設ける。25kineレベル以上の地震に対してはリリーフ弁27a、27bが開き、高減衰装置10に作用する荷重の増加が生じないよう減衰係数を減少させる。
Claim (excerpt):
構造物の架構または耐震要素に連結されるシリンダー本体と、前記シリンダー本体内を移動するピストンと、前記シリンダー本体の一端から出入し、前記シリンダー本体が固定された架構または耐震要素と対向する架構または耐震要素に連結されるピストンロッドと、前記ピストンの両側に形成された油圧室と、前記ピストンを貫通して前記両油圧室を連通させる複数の流路と、前記両油圧室を連結するバイパスに設けたアキュムレーターと、前記バイパスの前記油圧室のそれぞれと前記アキュムレーターとの間に設けられ、前記油圧室からの油の流出を阻止するための一対のチェック弁と、前記バイパスに前記各チェック弁と並列に設けたオリフィスとからなり、前記ピストンを貫通する前記複数の流路に、前記両油圧室の一方から他方へ向かう各方向の調圧弁及びリリーフ弁を分散配置したことを特徴とする制震構造物用高減衰装置。
IPC (4):
E04H 9/02 ,  E04H 9/02 311 ,  F16F 9/20 ,  F16F 15/02

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