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J-GLOBAL ID:200903071211855533

高性能リグノセルロース繊維複合材料の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (6): 熊倉 禎男 ,  小川 信夫 ,  箱田 篤 ,  浅井 賢治 ,  平山 孝二 ,  秋澤 慈
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):2008540411
Publication number (International publication number):2009516032
Application date: Sep. 11, 2006
Publication date: Apr. 16, 2009
Summary:
本発明は、熱可塑性マトリックスに分散したリグノセルロース繊維を有し、一方、一般的に平均繊維長が0.2mm未満にならないよう維持する複合材料の製造方法に関する。方法は、繊維を分離し、微小繊維を生成する為の、攪拌機を使用した繊維の分解温度未満の温度でのリグノセルロース繊維の脱繊維、次に成形可能な熱可塑性物質複合体を得る為に繊維を機械的混合により熱可塑性マトリックス内へ分散させ、続いて、前記複合体の射出、圧縮、押出、又は圧縮押出成形を含む。当該方法は少なくとも約55MPaの引っ張り強度、少なくとも80MPaの曲げ強度、少なくとも約2GPaの剛性、少なくとも約20J/mのノッチ付き衝撃強度、少なくとも約100J/mのノッチ無し衝撃強度を有する高性能の複合材料を生産する。本発明の複合材料は、自動車の、航空宇宙の、電子工学の、家具、スポーツ用品、室内装飾材料及び他の構造的適用に非常に適している。
Claim (excerpt):
リグノセルロース繊維/熱可塑性物質複合体の製造方法であって、以下の工程 (a)リグノセルロース繊維の分解温度より低い温度での攪拌機内におけるリグノセルロース繊維の脱繊維工程であって、 (i)リグノセルロース繊維間に存在する水素結合の分離及び (ii)リグノセルロース繊維上への微小繊維の生成 を達成するために操作可能な時間行う前記工程、 (b)融解熱可塑性物質へのリグノセルロース繊維をくまなく分散させる工程、 それにより熱可塑性物質中に分散されたリグノセルロース繊維及び微小繊維が熱可塑性物質との界面付着を実現する工程、 を含むことを特徴とする前記方法。
IPC (2):
C08J 3/20 ,  C08J 5/06
FI (2):
C08J3/20 Z ,  C08J5/06
F-Term (33):
4F070AA02 ,  4F070AA15 ,  4F070AC72 ,  4F070AC75 ,  4F070AD02 ,  4F070AE01 ,  4F070AE14 ,  4F070BA02 ,  4F070BA04 ,  4F070BB07 ,  4F070FA04 ,  4F070FA07 ,  4F070FA12 ,  4F070FA17 ,  4F070FB06 ,  4F070FC03 ,  4F072AA02 ,  4F072AA08 ,  4F072AB03 ,  4F072AC01 ,  4F072AD04 ,  4F072AE11 ,  4F072AG05 ,  4F072AH05 ,  4F072AJ02 ,  4F072AJ03 ,  4F072AJ12 ,  4F072AK04 ,  4F072AK14 ,  4F072AK15 ,  4F072AK16 ,  4F072AL01 ,  4F072AL02

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