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J-GLOBAL ID:200903071387831355
シアル酸に結合するタンパク質を有するウイルスベクターの精製法
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
Agent (1):
小田島 平吉
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):2003519496
Publication number (International publication number):2004538005
Application date: Aug. 06, 2002
Publication date: Dec. 24, 2004
Summary:
混合物からシアル酸への結合部位を持つ表面タンパク質を有するウイルスを単離する方法を提供する。この方法には混合物を固体支持体にすでに連結したムチンと接触させ、そして固体支持体を洗浄して混合物からムチン連結支持体に特異的に結合しない物質を除去することが含まれる。その後、特異的に結合したウイルス(例えばAAV4またはAAV5)は低pHの濃縮塩または溶液を用いたさらなる洗浄工程で取り出すことができる。またシアル酸の結合部位を持つ表面タンパク質を有するウイルスの単離、または生物学的サンプル中のウイルスの存在の検出に使用するための、ムチンを連結した固体支持体を含む製薬学的キットも記載する。
Claim (excerpt):
シアル酸に特異的に結合するタンパク質を含んでなる精製標的の単離法であって:
精製標的を、固体支持体にすでに連結したシアル酸を含んでなる分子と接触させ、これによりシアル酸への結合部位を有する精製標的を分子に選択的に結合させる工程を含んでなり、
精製標的がAAV血清型4キャプシドタンパク質、AAV血清型5キャプシドタンパク質、およびシアル酸への結合部位を含むAAV4またはAAV5キャプシドのフラグメントを含んでなるキャプシドからなる群より選択されるキャプシドタンパク質を含んでなる上記方法。
IPC (3):
C12N15/09
, C07K1/22
, C07K14/075
FI (3):
C12N15/00 A
, C07K1/22
, C07K14/075
F-Term (7):
4B024AA20
, 4B024EA02
, 4B024HA01
, 4B024HA17
, 4H045AA20
, 4H045CA01
, 4H045GA26
Article cited by the Patent:
Cited by examiner (6)
-
J. Biol. Chem., 2001年6月8日, vol. 276, no. 23, p. 20610-20616
-
竹縄忠臣編集, 「実験医学別冊 バイオマニュアルUPシリーズ 改訂版分子生物学研究のためのタンパク実験法, p. 20-25, 2.(4)欄
-
八杉龍一他編集, 「岩波生物学辞典」, 第4版, 株式会社岩波書店, 1996年, p. 544(b)
-
J. Virol., 2001年8月, vol. 75, no. 15, p. 6884-6893
-
Mol. Ther., 2001年10月, vol. 4, no. 4, p. 372-374
-
J. Biol. Chem., 2002年, vol. 277, no. 26, p. 23709-23713
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