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J-GLOBAL ID:200903071412702603

新規ポストプロリンエンドペプチダーゼおよびその製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 大家 邦久
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992083332
Publication number (International publication number):1993244947
Application date: Mar. 04, 1992
Publication date: Sep. 24, 1993
Summary:
【要約】【構成】 次の性質を有するポストプロリンエンドペプチダーゼ及びストレプトミセス属に属する微生物を培養による前記ペプチダーゼの製造方法:(1) Z-Ala-Ala-Pro-pNA ,Bz(pOH)-Gly-Ala-Pro-pNA のプロリンとパラニトロアニリンのアミド結合及びカゼインの水解を触媒する;(2) 至適pHは7付近、安定pHは6.0 〜8.0 ;(3) Z-Ala-Ala-Pro-pNA を基質としたとき、作用温度範囲は20〜50°C、至適作用温度40°C付近;Z-Ala-Ala-Pro-pNA を基質とした時、40°Cまで安定、50°Cで失活;(5) フェニルメタンスルホニルフルオリドで100%阻害、p-クロロメルクリ安息香酸、アンチパイン及びロイペプシンで約50%まで阻害;(6) 等電点は6.2 〜7.0 ;(7) 分子量は47,000。【効果】 ポリペプチドや蛋白の構造解析の試薬等として有用である。
Claim (excerpt):
次の性質を有するポストプロリンエンドペプチダーゼ。(1) 作用および基質特異性?@ プロリンを含有する下記ペプチドのプロリンとパラニトロアニリンのアミド結合、およびカゼインの加水分解を触媒する。Z-Ala-Ala-Pro-pNA ,Bz(pOH)-Gly-Ala-Pro-pNA?A 以下のペプチドを加水分解しない。Z-Gly-Pro-pNA , Boc-Ala-Pro-pNA , Ala-Pro-pNA , Pro-pNA(上記式中、Boc はt-ブチルオキシカルボニル基、Bz(pOH) はp-ヒドロキシベンゾイル基、、pNA はp-ニトロアニリド基、Z はカルボベンゾキシ基を表わす。)(2) 至適pHおよび安定pH至適pHは7付近であり、安定pHは6.0 〜8.0 である。(3) 作用温度Z-Ala-Ala-Pro-pNA を基質としたとき、作用温度範囲は20〜50°Cで、至適作用温度は40°C付近である。(4) 温度安定性Z-Ala-Ala-Pro-pNA を基質としたとき、40°Cまで安定で、50°Cで失活する。(5) 各種因子による影響フェニルメタンスルホニルフルオリドで100%阻害され、p-クロロメルクリ安息香酸、アンチパインおよびロイペプシンで約50%まで阻害される。(6) 等電点イオン交換樹脂に対する吸着性から推定される等電点pIは6.2 〜7.0 である。(7) 分子量SDS電気泳動による分子量は47,000である。
IPC (2):
C12N 9/52 ,  C12R 1:465

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