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J-GLOBAL ID:200903071660927409
流体封入式マウント装置
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
中島 三千雄 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995071612
Publication number (International publication number):1996270718
Application date: Mar. 29, 1995
Publication date: Oct. 15, 1996
Summary:
【要約】【目的】 流体封入式マウント装置において、簡単な機構により、オリフィス通路の連通/遮断制御を、確実に且つ優れた耐久性をもって行うことの出来る構造を提供すること。【構成】 可撓性膜36を覆う蓋部材76の内部中央に、可撓性膜36を挟んで第一のオリフィス通路64の連通口62に対向位置する押圧部材84を配設し、該押圧部材84をコイルスプリング86によって可撓性膜36側に付勢して連通口62を可撓性膜36で覆蓋することにより、オリフィス通路64を遮断せしめる一方、押圧部材84と蓋部材76の径方向対向面間に円環状の隔壁ゴム板94を内部応力が略零となるように介装して、該隔壁ゴム板94と可撓性膜36の間に静圧室96を、隔壁ゴム板94と蓋部材76の底壁部80の間に作用室100を形成し、かかる作用室100に負圧力を及ぼして押圧部材84を蓋部材76の底壁部80側に吸引作動させることにより、可撓性膜36に対する押圧を解除してオリフィス通路64を連通させるようにした。
Claim (excerpt):
互いに所定距離を隔てて配された第一の取付部材と第二の取付部材を本体ゴム弾性体によって連結する一方、該第二の取付部材側に支持された仕切部材を挟んだ両側に、壁部の一部が前記本体ゴム弾性体にて構成された受圧室と、壁部の一部が可撓性膜にて構成された平衡室を形成し、該受圧室および該平衡室に所定の非圧縮性流体を封入すると共に、それら受圧室と平衡室を相互に連通する第一のオリフィス通路を設けた流体封入式マウント装置において、前記第一のオリフィス通路の前記平衡室への連通口を前記可撓性膜の中央部分に向かって開口せしめる一方、前記可撓性膜の外側を覆う略有底円筒状の蓋部材を前記第二の取付部材側に支持せしめて、前記可撓性膜を挟んで前記第一のオリフィス通路の連通口に対して接近/離隔方向に移動可能に対向配置された押圧部材と、該押圧部材と前記蓋部材の底壁部との間に圧縮状態で介装されて該押圧部材を該可撓性膜に押圧せしめて該第一のオリフィス通路の連通口を閉塞せしめるコイルスプリングとを、該蓋部材の内部略中央に収容配置すると共に、該押圧部材の外周部分と前記蓋部材の筒壁部との径方向対向面間に円環状の隔壁ゴム板を内部応力が略零となるように介装せしめて該蓋部材の内部を流体密に二分することにより、該隔壁ゴム板と前記可撓性膜の間に静圧室を、該隔壁ゴム板と前記蓋部材の底壁部の間に密閉された作用室を、それぞれ形成し、該作用室に負圧力を及ぼして前記押圧部材を該蓋部材の底壁部側に吸引することにより、該押圧部材の前記可撓性膜に対する押圧力が解除されて前記第一のオリフィス通路の連通口が連通せしめられるようにしたことを特徴とする流体封入式マウント装置。
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (3)
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特開平4-254024
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特開平4-262138
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特開昭62-292942
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