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J-GLOBAL ID:200903071706848681

音楽演奏に含まれる楽器音の音源種類判別方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 草野 卓
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997125864
Publication number (International publication number):1998319948
Application date: May. 15, 1997
Publication date: Dec. 04, 1998
Summary:
【要約】【課題】 同時に多くの単音が含まれていても、また単音の性質が局所的に大きく変動しても高い精度で判別できる。【解決手段】 入力音響信号から単音を抽出し(1)、抽出された各単音の音源種類(楽器名)候補とその確信度を求め(2)、抽出された単音中の異なる二つの単音どうしの関連性を、音高の遷移確率、音色の類似性、時間の近接性、演奏における相対的音高の性質の観点から評価し(3)、求めた単音の音源種類候補とその確信度、および二つの単音の関連性に基づいて、単音をノードとして関連性の高い単音どうしをリンクとして表現したベイジアンネットワークの単音グラフを作成し(4)、その単音グラフ上で関連性の強い単音は同一楽器種類で演奏される可能性が大きいという性質を利用して、確率伝搬操作によって音源種類候補確信度を変更した後、最も確信度の高い音源種類候補を選択出力する。
Claim (excerpt):
音楽演奏の音響信号に含まれている単音を抽出する単音抽出過程と、上記抽出された単音の音源種類(単音を演奏している楽器名)の候補を、その各候補に対する確信度とともに出力する音源種類候補生成過程と、一連の音楽演奏における、旋律など、単音どうしの関連性を上記抽出された単音について評価する単音関連性評価過程と、上記音源種類候補生成過程および上記単音関連性評価過程の各出力に基づいて、単音をノードとし、関連性の高い単音どうしをリンクとして表現したグラフを作成する単音グラフ作成過程と、この単音グラフ作成過程によって作成された単音グラフ上で、関連性の強い単音は同一の楽器種類で演奏される可能性が大きいという音楽の一般的性質を利用して、上記音源種類候補生成過程によって出力された音源種類候補に対する確信度を変更した上で、最も確信度の高い音源種類候補を選択して出力する音源種類選択過程とを有することを特徴とする、音楽演奏に含まれる楽器音の音源種類判別方法。
IPC (3):
G10H 1/00 ,  G01R 23/16 ,  G10L 3/00 531
FI (3):
G10H 1/00 B ,  G01R 23/16 B ,  G10L 3/00 531 N

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