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J-GLOBAL ID:200903071887004986

重合体電解質を備えた電気化学的電池及び重合体電解質の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 亀谷 美明 (外2名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1995508371
Publication number (International publication number):1996503574
Application date: Aug. 26, 1994
Publication date: Apr. 16, 1996
Summary:
【要約】電気化学的電池は一対の電極からなりこの電極の本体(3a、3b)は触媒を沈積させた多孔性基材からなっている。一対の電極間には、電解質及びセパレータとして作用する親水性陽子電導型重合体材料からなる薄膜フィルム(4)が設けられる。薄膜フィルム(4)は、最終的にはスルホン化ビニル基によって放射線グラフトされ、かつ置換型及び非置換型ポリオレフィン、置換型及び非置換型ビニル重合休、及びそれらの共重合体によって形成されるグループから選択した基材重合体であって、前記ビニル基は置換型及び非置換型ビニルモノマーによって形成されるグループから選ばれたビニルモノマーから誘導される。薄膜フィルムと触媒を沈積した基材との間には、イオン交換基によって置換されたポリ過フルオロアルキレンと、非イオン交換基によって置換されたポリ過フルオロアルキレンとの親水性陽子電導型共重合体からなる中間層が設けられる。
Claim (excerpt):
一対の電極の各電極が、本質的には結合剤によって保持された炭素粒子からなる多孔性基材からなる電極本体を有すると共に、この電極本体を通して流体の浸透を許す細孔を有し、各電極において電極本体が基材に沈積させた触媒によって帯電するようにした一対の電極と、 この一対の電極間に設けられ、二本の電極本体と電気化学的に接触し、電気化学的電池の電解質として作用すると共にセパレータとして作用し、親水性の陽子電導型の重合体材料からなり、触媒を沈積させた基材との間に中間層を設けた薄膜フィルムと、 少なくとも一つの電極に流体を導入するための手段と、 少なくとも一つの電極から流体を排出するための手段と、 電極に電気接続するための手段とからなる電気化学的電池であって、 前記薄膜フィルムの材料は放射線によるグラフトされ、最終的にはスルホン化ビニル基を持つ基材重合体であり、 この基材重合体は置換型及び非置換型のポリオレフィン、置換型及び非置換型のビニル重合体、並びにそれらの共重合体から形成されるグループから選択され、ビニル基は置換型及び非置換型のビニルモノマーによって形成されるグループから導かれと共に、 前記中間層はイオン交換基によって置換されたポリ過フルオロアルキレン及び非イオン交換基によって置換されたポリ過フルオロアルキレンによる親水性陽子電導型共重合体からなることを特徴とする電気化学的電池。
IPC (3):
H01M 8/02 ,  C08J 5/22 CEW ,  H01M 8/10
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)

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