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J-GLOBAL ID：200903072078245782

焼付硬化性、耐疲労性、耐衝撃性および耐常温時効性に優れた高張力熱延鋼板およびその製造方法

Inventor： 金子 真次郎 ,  清水 哲雄 ,  古君 修
Applicant, Patent owner： 川崎製鉄株式会社
Agent (1)： 小林 英一
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：2000028141
Publication number (International publication number)：2000297350
Application date： Feb. 04, 2000
Publication date： Oct. 24, 2000
Summary：

【要約】【課題】 自動車の内装材として好適な、焼付硬化性、耐疲労性、耐衝撃性、耐常温時効性をともに向上させた、熱延鋼板およびその製造方法を提供する。【解決手段】 C:0.01〜0.12%、Si:2.0 %以下、Mn:0.01〜3.0 %、P:0.2 %以下、Al:0.001 〜0.1 %、N:0.003 〜0.02%を含有する圧延素材を熱間圧延し、熱間圧延終了から0.5sec以内に50°C/s以上の冷却速度で冷却を開始して、平均結晶粒径が8μm 以下のフェライトを主相とする組織とし、固溶N量を0.003 〜0.01%、フェライト結晶粒界に存在する平均固溶N濃度Ngbとフェライト結晶粒内に存在する平均固溶N濃度Ng との比、Ngb/Ng を100 〜10000 とする。

Claim (excerpt)：

質量%で、C:0.01〜0.12%、 Si:2.0 %以下、Mn:0.01〜3.0 %、 P:0.2 %以下、Al:0.001 〜0.1 %、 N:0.003 〜0.02%を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物よりなる組成と、平均結晶粒径が8μm 以下のフェライトを主相とする組織を有し、さらに重量%で0.003 〜0.01%の固溶N量を有し、フェライト結晶粒界面から±5nmの範囲内に存在する平均固溶N濃度Ngb とフェライト結晶粒内に存在する平均固溶N濃度Ngとの比、Ngb /Ngが100 〜10000 の範囲であることを特徴とする焼付硬化性、耐疲労性、耐衝撃性および耐常温時効性に優れた高張力熱延鋼板。

IPC (4)：

C22C 38/00 301 ,  C21D 9/46 ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/58

FI (4)：

C22C 38/00 301 W ,  C21D 9/46 S ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/58

F-Term (12)：

4K037EA01 ,  4K037EA05 ,  4K037EA06 ,  4K037EA15 ,  4K037EA16 ,  4K037EA18 ,  4K037EA23 ,  4K037EA27 ,  4K037EA28 ,  4K037HA01 ,  4K037JA01 ,  4K037JA07