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J-GLOBAL ID：200903072240180568

潜熱媒体およびそれを用いた熱回収蓄熱システム

Inventor： 小関 康雄 ,  永沼 義男 ,  佐藤 康司
Applicant, Patent owner： 株式会社日立製作所
Agent (1)： 平木 祐輔
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1992313303
Publication number (International publication number)：1994159965
Application date： Nov. 24, 1992
Publication date： Jun. 07, 1994
Summary：

【要約】【目的】 過冷却や相分離を防止した無機性潜熱蓄熱材及びそれを用いた未利用熱の回収に適した熱回収蓄熱システムを提供する。【構成】 無機系潜熱蓄熱材をゲル化剤等によりゲル状にして、その中に過冷却防止剤や相分離防止剤を均一に分散し、それをカプセル材で包んだカプセル型潜熱媒体と、その潜熱媒体を熱交換器に充填して河川水や下水と熱交換し、さらにその媒体を蓄熱槽に輸送して貯蔵したことを特徴とする熱回収蓄熱システム【効果】 本発明は、これまで過冷却や相分離のため使用が困難とされていた安価で高い潜熱密度を持つ無機系潜熱蓄熱材を充填したカプセル型潜熱媒体を用いた低コストで小型の熱回収蓄熱システムが実現でき、熱交換器の小型化、耐汚れ性向上と蓄熱槽の小型化及び輸送動力の低減又は配管の小口径化が可能である。

Claim (excerpt)：

ゲル化剤を用いてゲル化した固液変化時の潜熱を利用する潜熱蓄熱材の中に過冷却防止用の核生成剤が分散していることを特徴とする熱交換により固液変化する潜熱媒体。