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J-GLOBAL ID:200903072415401732

プレス加工性の優れた表面処理鋼板の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 椎名 彊 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996079225
Publication number (International publication number):1997267073
Application date: Apr. 01, 1996
Publication date: Oct. 14, 1997
Summary:
【要約】【課題】 本発明は表面の潤滑剤層が樹脂と金型の直接接触を防ぎ、また被膜中に分散する粒子が深絞り加工などにおいて被膜が激しく変形しても絶えず被膜中から潤滑が補給され、良好な潤滑加工性が保持される構造を持つ被膜を、高温短時間焼付けによる高速通板にて可能としたプレス加工性の優れた表面処理鋼板の製造方法を提供すること。【解決手段】 化成処理しためっき鋼板の表面にエーテルエステル型ウレタン樹脂とエポキシ樹脂にシリカを10〜40%、ポリオレフィンワックスを3〜30%、高沸点溶媒を2〜10%含有する水性潤滑塗料を塗布した後、炉内雰囲気温度300°C以下での誘導加熱による段付け加熱にて、焼付け時間2〜8秒で潤滑膜厚0.3〜5μmとし、かつ、潤滑層上に表面潤滑剤被覆層厚み0.04〜1μm形成せしめたプレス加工特性の優れた表面処理鋼板の製造方法。
Claim (excerpt):
高速塗装ラインにおいて、めっき鋼板にクロメート被膜もしくはりん酸塩被膜の化成被膜を形成した鋼板に、ライン速度50〜150mpmにて、ビスフェノール型骨格、エステル骨格およびカルボキシル基を有するエーテル・エステル型ウレタン樹脂(a)とエポキシ樹脂(b)の総和(a+b)が全固形分に対して50〜85重量%、ポリオレフィンワックス(c)を3〜30重量%、粒径3〜30nmのシリカ(d)を10〜40重量%及び高沸点溶媒(e)を2〜10重量%含有させた水性潤滑塗料を塗布した後、炉内雰囲気温度300°C以下での誘導加熱による段付け加熱にて、焼付け時間2〜8秒で該水性潤滑塗料より得られる潤滑層0.3〜5μm上に表面潤滑剤被覆層厚み0.04〜1μm形成せしめたことを特徴とするプレス加工性の優れた表面処理鋼板の製造方法。
IPC (5):
B05D 7/14 ,  B05D 7/24 302 ,  B32B 15/08 ,  C23C 22/24 ,  C23C 28/00
FI (5):
B05D 7/14 Z ,  B05D 7/24 302 Q ,  B32B 15/08 G ,  C23C 22/24 ,  C23C 28/00 C

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