Pat
J-GLOBAL ID:200903072582309970

自由電子レーザ装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 本庄 武男
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992005507
Publication number (International publication number):1993190990
Application date: Jan. 16, 1992
Publication date: Jul. 30, 1993
Summary:
【要約】【目的】 短波長レーザ光を安定して出力し得る自由電子レーザ装置。【構成】 対向配備された磁極列からなるウィグラ磁石10a (10b )(10c )と,該ウィグラ磁石に導入される電子ビーム1を収束させるための4重極磁石(不図示)と,電子ビーム1の進行方向に垂直にウィグラ磁石10a (10b )(10c )を挟んで対向配備された全反射鏡6と半透過鏡7からなる2枚の光学鏡を備えた光共振器12とを具備してなる自由電子レーザ装置Aa (Ab )(Ac )において,電子ビーム1の出口部の各磁極の幅を入口部に比べて縮小および/または出口部の磁場強度を入口部に比べて増大させることにより基本波9′の整数N分の一の波長を有する高調波9′′を発生させ,かつ半透過鏡7を基本波9′に対しては全反射特性を有すると共に高調波9′′に対しては透過させる特性を有するものとする。上記構成により,短波長レーザ光を安定して出力し得る自由電子レーザ装置を実現できる。
Claim (excerpt):
対向配備された磁極列により周期的交替磁場を発生させて該磁極列間を進行する電子ビームから放射光を誘起させるウィグラ磁石と,上記ウィグラ磁石に導入される電子ビームを収束させるためのビーム収束手段と,上記電子ビームの進行方向に垂直に上記ウィグラ磁石を挟んで対向配備された全反射鏡と半透過鏡よりなる2枚の光学鏡で往復反射する上記反射光と上記電子ビームとの相互作用によって誘導放射を起こさせる光共振器とを具備した自由電子レーザ装置において,上記ウィグラ磁石の電子ビームの出口部の各磁極の幅を入口部に比べて縮小および/または出口部の磁場強度を入口部に比べて増大させることにより,上記電子ビームのエネルギと上記磁場の性状とから定まる上記放射光の基本波の整数N分の一の波長を有する高調波を発生させ,かつ上記半透過鏡を上記基本波に対しては全反射特性を有すると共に,上記高調波に対しては透明又は半透明となるような透過特性を有するものとしたことを特徴とする自由電子レーザ装置。
IPC (6):
H01S 3/30 ,  G21K 1/00 ,  G21K 1/093 ,  H01S 3/0959 ,  H05H 7/04 ,  H05H 13/04

Return to Previous Page